『合気口伝書』は平成3年9月25日に『第一巻』が発刊され、以降、巻を重ねて参りました。
西郷派大東流合気武術宗家・曽川和翁先生がこれまで、半世紀に亘り、修行された様々な経験や体験を通じて、その教訓を記されたものです。激動の波乱万丈の苦悩の時代を経験し、その時、宗家が何を考え、何を希望に修行に邁進したが、苦悩の厄年を終えて後に、過去の事を思い起こされて、平成11年迄のことを記録したものであり、その文章力には惹き付けられるものがあります。
そして日常ならびに、非日常の経験をもとに構成した、いわばこれは修行随筆記録です。
以降の『第十二巻』ならびに『第十三巻』(完結編)を発刊する予定ですが、原稿や資料や写真の関係があり、只今その準備に取りかかっています。編集材料の準備が整い次第、発刊する予定ですので、今しばらくお待ち下さい。
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