ご依頼のお仕上がり 

●お客さまから、ご依頼されたお仕上がりのお知らせ

 本ページに掲載して、お客さまより、ご依頼された美術品のお仕上がりをお知らせ致します。


────脇指拵のお仕上がり────

 千葉県八千代市の福島さま、ご依頼の大帽子・脇指(保存刀剣)の“外装”が出来上がりましたので、お知らせ致します。(平成21年4月4日、拵お仕上がり)

 外装の出来栄は、下記の写真の通りです。

外装全体像/革巻き・本鮫皮(親鮫)・鞘塗:本漆・下緒:模様まだら・栗型:水牛角、ひととめ付き・鯉口:水牛角
大帽子の刀身(大尖先で初中心。無銘だが非常にバランスのとれた脇指)

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刀袋/金襴・房付き

(鉄綱鍔の時代物・在銘で國廣)と切羽(時代物の燻(いぶ)し銀)

頭・縁頭・目貫・鍔/(柄巻の鮫皮は漆黒絽(うるし‐くろ)染め) 頭・縁頭・目貫・鍔・栗型・下緒

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柄の漆黒絽染めをする前の鮫皮の材質は上質の親粒鮫を使用。

鞘の栗型部

 また、黒絽漆鞘を製作にするに当り、次の物を、間違いなく使用しました。

水牛の鯉口 水牛の栗型 ひととめを使用

 拵を付けた製作後の感想は、脇指の刃渡りと、柄名バランスがよくとれていて、美しい刀装に出来上がりました。また、鮫皮に「黒絽」を施している為、刀装の美しさに合わせて、ひきしまった感じを与えます。

刀用枕に寝せた刀身全体のバランス

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鑑定書

 ご依頼の外装が、上記の掲載の通り出来上がりましたので、お知らせします。





────大刀用替鞘のお仕上がり────

 広島県呉市の大迫さま、ご依頼の黒絽(くろ)本漆・大刀用替鞘が出来上がりましたので、お知らせ致します。(平成21年4月18日、替鞘お仕上がり)

 御注文の替鞘の出来栄は、下記の写真の通りです。
黒絽本漆鞘全体像

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栗型部

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鐺部

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水牛の鯉口 水牛の栗型 水牛の鐺

 鞘製作に関して、鯉口・栗型・鐺には以上のような水牛の角を使用しました。


鞘の鯉口部分/鯉口には金粉漆を使用し、栗型孔には「ひととめ」を使用。

 ご依頼の黒絽本漆・大刀用替鞘が、上記の掲載の通り出来上がりましたので、お知らせします。





────研ぎ(上研磨)のお仕上がり────

 宮崎県日向市の佐藤さま、ご依頼の御刀の研磨が出来上がりましたので、お知らせ致します。(平成21年5月9日、「上研磨」お仕上がり)

2尺4寸1分の無銘・御刀の上研磨(表)

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2尺4寸1分の無銘・御刀の上研磨(裏)

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帽子部分

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刃区・棟区部分

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 ご依頼の御刀の「上研磨」が出来上がりましたので、お知らせ致します。






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