精神障害と霊障
血の汚れが病質を齎す
 病気の根源は「血の汚れ」である。
 血の汚れや穢れは、「腸造血説」に由来し、血が汚れるから、炎症や腫瘍を発生させるのである。人体の基本構造は、食→血→という流れになっており、食物が消化される事によって、腸壁内の腸絨毛で赤血球母細胞に造り変えられ、その赤血球母細胞内から放出されて血管内に送り込まれた赤血球が全身を巡り、総ての体細胞へと変化発展していくのである。

 こうした食→血→というメカニズムが理解できれば、まず「血液の浄化」に心がけねばならない。こうした流れの中で、動物を屠殺(つさつ)して、動蛋白食品を摂る必要な全くないのである。動蛋白を止めて、玄米を主軸においた穀物菜食にして、食を正し、「浄血」をすれば、病気は治るものなのである。

 動蛋白摂取過剰による現代の奇病や難病の病気の治療法は、動物実験では発見されないのである。種々の抗生物質が動物実験によって発見されたとしているが、その多くは激しい副作用をともなう、「薬害」に指定されるもので、こうした動物実験の結果から導き出された薬では、正しい治療法が発見される分けもない。

 また「薬害」において、不必要な薬を患者に投与した為に、病気が更に悪化するという薬害が現われ始めているのである。

 また動物愛好家が、自分のペットとして飼う、犬や猫に、牛肉等の食用肉を餌として与えているが、これも甚(はなは)だしい矛盾といわねばならない。
 こうした間違いだらけの現代人の生活や食思想が、今日の日本人の進むべき方向を誤らせているのである。

 食思想の誤りは、根本的に日本人の生き方を誤らしめ、衣・食・住を誤らせしめた。こうして食の乱れは、食糧生産分野にまで波及し、農業や漁業の乱れが、結局は自然を破壊し、自然の破壊が民族を衰えせしめ、地球全体を混乱させると言う現象が起こっているのである。

 私たち日本人の肉体細胞は、食べ物によって造られている。日常の食べ物が血を造り肉を造っているのである。人間はまさに食べ物の化身(けしん)である。したがって、その人が日常「何を食べているか」という事で、その人の霊質や霊性の高低を知る事が出来るのである。

 動物性蛋白質は霊的波調が非常に粗い。動蛋白を中心に摂取している人は、人間に《食べられる側》の動物の霊的波調と共鳴する事になり、その共鳴は、時空間に浮遊する多くの外邪や邪気と交流する事になる。
 霊質として粗い波調を持つと言う事は、波調の粗い低級霊等と交流するという事である。

 したがって、これを日々常食している者は、その霊質も悪くなり、低級霊と交流する事になってしまうのである。
 そしてこの交流は、血液の汚染を招き、その汚染は体内を巡って様々な部位に取り憑いて正常細胞をガン細胞に変質させたり、あるいは精神領域を不安定にして、精神病を誘発させる体質を造ってしまうのである。
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