理想的な肉体と霊体を目指して 半身半霊体への体質づくり(1) |
断食についてのアドバイスを (メキシコ在住 癒しの杜の会 会員)
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─────断食アドバイス───── 2.断食を行うなら春か秋が適当ですが、他のシーズンでも構いません。ただし、夏冬は精神反応として餓鬼(渇き)が出やすく、慎重に行わねばなりません。餓鬼さえコントロールできれば、夏冬でも構いません。餓鬼は他の季節にも出ますが、精神コントロールをし、また「瞑眩反応」が体調の良好にもどる時期(自然治癒力で正常にもどる時期)に起こりますので、このことを知っておいてください。知らないと、病気と思い込んでしまいます。 例えば、立ち眩みがする。吐き気がする。皮膚に吹き出物が出来た。咳が出る。痰が出る。また持病が悪化したなどです。これは生体の自然治癒力が働き、治り際に起こります。14日以上の長期断食なのに見られます。断食14日で体内の白血球の活動がピークとなり、毒素を体外に押し出すからです。これは病気が悪化したのでなく、治癒に向かっている反応で、瞑眩反応といいます。 今から50年前ほどの医者は、このことを知っていて、放置していましたが、最近の医師は病気と判断し、無駄な治療をするので要注意。これで本当に病気が酷くなるのです。 更に、またそれ以上の無駄な治療を施す。そこで悪化する……の悪循環をやらかすのが、慢性病には弱い現代医学の特徴です。現代医学は外科的な応急処置を施す治療法には優れているが、慢性病には弱いということを憶えておいてください。一向にガンが治らないのはこのためです。なぜなら、ガンは慢性病で、この治療に外科療法は不適当であるからです。 かつて、お茶の水クリニックの森下敬一医学博士が、「ガンは炎症ですから、炎症を抑えるような穀物菜食の自然食をすれば、ガンは徐々に消えていきます」と、諭してくれたことを憶えています。 特に玄米は海外でもブラウンライスとして有名で、玄米にはフスマ部分にフィチン酸が含まれています。 ところが白米は、この字を横にすると「粕」と言う字になり、本当にカスで、単なる澱粉の塊で、栄養価はまったくありません。ただ口当たりがよく、食べやすいだけです。この食べやすさに多くの人は飛びつき、白パンとともに食卓の主食に上げられています。まずは健康な肉体を維持するなら、現代栄養学が言う「肉と野菜をバランスよく一日三十品目以上摂る」の百花繚乱主義を駆逐しなければなりません。これでは明らかに食べ過ぎで、食肉や動タンパクの食害が出ます。 つまり人間は人体構造の「歯型」から肉食獣ではなく、穀物菜食の水冷型哺乳動物であることがわかります。 一日の健康判断として、大便が臭いか否か。便器内の水に沈むか否かです。臭かったり、水底に沈むのであれば、その食べた食品には「重金属が混じっている」ということになります。動タンパクには水銀をはじめとして重金属が混じっています。 3.酵素はなにも薬店ばかりにあるのではありません。薬店の酵素は金額が高いばかりで、酵素菌は死んでいます。役に立ちません。こっとも手近なのは、納豆や味噌の類です。これだと安価で、毎日食しても、僅かですみます。 納豆菌を酵素代わりに使い、大変に重宝しています。日本ではスーパーなので三個が一パックになったものが88円程度で売っています。納豆に、ふつうの米酢を入れ、スプーンで150回ほど掻きませてクリーム状の泡をつくり納豆菌を盛んにさせます。そして、スプーン一口ごとに50回よく噛んで、食しています。 また、味噌も「赤味噌スプーン一杯」の食を摂っています。 それに「白湯」です。白湯が一番いいのは、鉄の茶釜か鉄瓶で沸かした物が一番いいようです。鉄分が混入されるからです。ポットより断然よく、炭火にかけて沸かすとベストです。それが幾分冷えてから少しずつ飲むと、体内の老廃物を排出します。老廃物の確認は、小便は赤き黄色く濁って、泡が立ちますので、この場合は体内の毒素や老廃物が出ている証拠で、病気ではありません。小便が濁るのは、肝臓の機能によるもので、体内に蓄積された毒素が出ているためです。むしろ清水にように澄んだ小便のほうが体内の毒素が残り、蓄積されたいることになります。 |