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1 | 断食の結果、少食主義が身につき、暫くすると便通が極めてよくなっているのに気付く。これは腸の蠕動運動が、少食の結果活発になってきたことを物語るものである。毎日明け方には、必ず便通を催すのである。 |
2 | 少食が実行出来れば、朝食抜きの一日二食主義が徹底されて、躰が軽くなり、全身の脱力感が薄らぎ、手足に力が入って、歩行や走行、階段の上り下りが楽になる。また、穀物菜食を食べる場合の咀嚼運動が楽になり、更によく噛むことが出来る。 |
3 | 断食のよって胃の位置が元の位置に復元され、また、胃自体が小さくなって、少食で満足出来るようになり、更に胃腸の負担が軽くなる。胃腸の負担が軽くなれば、それだけ機能は完全に働き、消化吸収も排泄能力も高まってくる。 また、少食の習慣は身につけば、食べ物本来の味(薄味)をじっくりと味あうことが出来、噛まずに飲み込む等の愚行が避けられることになる。咀嚼回数も当然のことながら増えてきて、米噛部分の筋肉を活発にさせる。断食によって宿便がとれて、今まで鈍っている脳が正常に戻り、同時に、海綿静脈洞の血行がよくなって頭脳の働きもよくなる。 |
4 | 睡眠時間が短時間で済むようになる。約四〜五時間で熟睡し、また、目覚めと共にすっきりとした覚醒が現われる。更に、疲れ知らずの躰になる。 |
5 | 肌が綺麗になる。これは血液が「みそぎ」によって浄血された為であり、宿便から起こっていた腸内の有毒ガスや腐敗菌が一掃された為である。 また、体内に蓄積されていた有害な、農薬、酸化防止剤、食品漂白剤、食品添加物、慢性毒性剤、ダイオキシン等に含まれている発癌性や催奇形性等の毒素が体外に排出する作用が強まる。更に、体液が弱アルカリ性になって、玄米との相性が高まり、フィチン酸の活動が最高潮になる。 |
6 | 霊的感覚が高まる。それは体内の毛細血管の働きが活発になり、気の回路が開く為である。 この働きは、脱毛予防となると同時に、腸マヒが治る為に脱毛症が治り、禿げ頭から羽毛が生え、次に羽毛が細い毛に変わり、白髪だった毛も黒くなり、細い毛は太くなって若さを取り戻し始める。躰は柔軟性を帯び、伸縮が楽になる。そして、霊的エネルギーが旺盛となる。 |