尚道館少年部 6



●滅びの加速度を早めないために

 安全地帯に逃げ込んで、保身を図るようになると、退化や腐敗の速度は早まります。
 私達は、これまで金銭哲学の何たるかも見抜けず、金銭至上主義に振り廻され、この世は全て金の世の中と勘違いし、拝金主義に入れ上げてきました。

 パチンコや競輪・競馬・競艇の小ギャンブルなどに現を抜かし、その利益配当に一喜一憂し、泣き笑いの人生を演じてきました。株式やデリバティブといった先物取引の金融商品にのめり込み、一獲千金の幻を追う現象も、実は金銭哲学の欠如からでした。つまり、お金と言う実体が、何であるか見抜けなかったわけです。

 そして時代は実質(実体)経済から金融経済へと移行し、金融経済の横文字に並ぶ、預金通帳のアラビア数字の桁多数だけの縮図の中で、人生の泣き笑いと、お金にまつわる格闘を余儀なくされて来たのです。

 この結果、自身に降り懸かった災いは、働き過ぎを頂点にして、食べ過ぎ、飲み過ぎは当然の事ながら、心配し過ぎ、気の遣い過ぎや、反対に寝過ぎ、怠け過ぎなどのくうたら生活なども、泣き笑いの人生で演じてきたわけです。そして、結果論からすると、正常な脳神経を狂わせ、生活のリズムを狂わせ、慎みを忘れた思い上がりによって、血液汚染の病因を呼び込んでしまったのです。
 その最たるものが「機能的疾患」と言う症状です。

 機能的疾患とは、機能、つまり働きが正常でないものを言い、構造には病変は無いが、しかし一時的に正常に働かないという、構造上の欠陥を指す病気です。
 その代表的なものが、喘息(ぜんそく)、神経痛、頭痛、神経症、精神分裂病などの自覚症状が激しい病気や、心因症などの現代病です。また心身相関症や環境依存症などもこれに入ります。
 人体構造というのは、各部の各々の働きが、複合的に組み合わされて一体化していますから、人体では一番重要な脳の中枢が正しく機能しないと、抹消神経も正しく作動しないようになっています。

 そのため血行が悪くなり、血液が濁り、細胞組織が汚染されて、やがては機能的な傷害を引き起こすことになります。
 病気になるメカニズムは、機能異常が主因となって、末端細胞と抹消神経を破壊し始めるのです。もちろん、血行不良や、細胞の汚染物質を自浄的に正常化し、取り除く作用も、躰には備わっていますが、その手入れを怠りますと、自浄作用が追い付かなくなり、故障してしまいます。

 以上の病的障害については、大東流霊的食養道のホームページに詳細が出ていますので、これを参照下さい。

  
大東流霊的食養道 http://www.daitouryu.com/syokuyou

 実はこうした人体の仕組と、思考的な考え方というのは、相対した仕組になっていて、保身に固執すれば、総てが停滞するという、機能異常が起こるのです。世間ではこのような病気を、ストレス症とか神経症とかの、医学者の名付けた用語で呼んでいますが、言葉を換えて、もっと率直に表現するならば、自分の環境や仕事、それに学業に関して、何らかの憎悪を抱き、これが機能障害を起こすのです。自律神経失調症や、明白な器質的疾患が見られないのに、様々な自覚症状を訴える状態を不定愁訴(ふていしゅうそ)と言いますが、これも心に余裕が無くなった、時代特有の病気といえましょう。
 そして現代は、こうした様々な病因が表面化する危険と隣り合せで生活をしていることを、私達は忘れてはなりません。

 結局、滅びに結び付く、加速度をつける正体を探していくと、そこには現代特有の哀れむべき生活態度が横たわっていることに気付かされます。
 人間は自分に不都合なことが起きると、これを回避するためにあらゆることをやってのけます。ヒステリーは婦人特有の神経症状と思われていますが、これは男にもあり、気の弱い男は自分の直面している困難や、窮地から逃避する口実として、直接的な因果関係の無い、れっきとした病気らしい症状を作り出して演出する人もいます。

 喩えば、「弱い犬ほどよく吠える」と言いますが、弱い生き物ほど、様々な擬態(ぎたい)によって自分を守り、相手に対し威嚇(いかく)しようとするものです。現代の青少年たちが暴走族になったり、ストーカーになるという社会現象は、社会的集団の中で、衝動的な暴力行為に趨(はし)るのと同じで、弱いからこそ、虎の威を借り、借り物の力を見せつけることで、優越感を味わう行為と同じです。

 しかしこうした性格の持ち主は、もともと親から厳格な躾を教育されていませんから、自制心が無く、自分を制したり、律したり出来ずに、ついに犯罪に手を染めてしまうこともあります。
 最近の青少年犯罪が凶悪化しているのは、既に家庭教育が崩壊していることを意味します。
 不可解な、彼等の衝撃的な犯罪の裏側には、弱くて、脆くて、傷つきやすい青少年の弱々しい姿が、その裏返しになって、自己防衛のために凶悪で、しかも陰湿的な犯行を繰り返しているという実態があります。

 まさにその弱さ故に、自制と自律が効かず、滅びの加速度を早めているという、現代社会特有の問題を解決できない病んだ社会の実情が横たわっているのです。
 また、それは単にこうした青少年に限らず、分別ある大人も、就学前の幼い子供も、男女問わず、一歩間違えばこうした危険性に、さらされている時代に生きているという苛酷な側面があるのです。



●危険が渦巻く、現代の激変を子供にどう解らせるか

 誘拐、そして誘拐した後の殺人と、子供に纏る危険はいっぱいです。そして様々な場所で繰り返される苛めや、ストーキング行為。
 一般に、ストーカーが行うストーキング行為は、若い女性を狙ったものばかりに、マスコミは目を向けますが、実際にはこうした女性ばかりでなく、歪んだ妄想愛、寄生愛は、時として幼い子供や小学生児童にも向けられます。

 今まで隠れていた様々な社会の恥部が表面化する、というのが現代の特徴であり、社会環境がらみ、また病変がらみの犯罪が多発しています。

 喩えば、腐敗した政治を行う政治家への非難や中傷、雇用先の雇用主への不満や不平、あるいは学校の教師に対する逆恨み、同級生に対する憎しみや妬み、そして幼児に対する妄想愛や寄生愛の歪んだ心の意識が、一方でストーキングの要因ともなっています。
 昨今の幼児や少年少女の誘拐事件は、単に金銭欲しさの営利的なものや、悪戯を目的とした動機だけに止まりません。機能異常から起こる実行犯の心の憂鬱(ゆううつ)にも、これに大きく関わっています。

 今、青少年の間には、何をするべきか分からないままに、気怠(けだる)い憂鬱が忍び寄っています。自分自身の感情をまっとうに伝達したり、主張したりすることが出来なくなって、正当性が訴えられなくなる、あるいは主張が無視されるといったことで、それがやがて憎悪になり、自身の傷ついた自尊心を回復させるために、嫌がらせに出たり、脅迫や暴力行為を反復させるという行動が起こります。
 つまり陰湿な、「力」による行使です。

 そしてこうした力の攻撃の鉾先(ほこさき)が、対権力などのかつての学生運動のような、巨大なものに向けられれば、それはそれで、一時の若気の至りとして、熱病から冷めれば元に戻りますが、どうしたことか、これが幼い子供や少年少女に向けられますろ、世間を震撼させ、驚かせる事件になってしまいます。

 都会型社会構造は、現代人に多忙を強いるようになりました。都会人はいつも時間に追われ、気忙しく働き続けなければならないという現実があります。これは子供でも同じで、塾通いなど、分刻みで、時間に追い回されている少年少女も少なくありません。

 ある日、誰かと、混雑する駅の改札口で、無意識にぶつかり、謝りそびれてそのまま行ってしまったとします。そして、ただこれだけで、執拗に追い回される原因をつくる場合もあります。
 誤解と恨みが重なると、自分では見覚えの無い相手から、嫌がらせを受けたり、夜道で襲われるという可能性も出てきます。また、時として家族に及ぶ場合もあります。

 現代は、機能異常に陥っている人が少なくありません。
 喩えば、混雑する場所で誰かにぶつかり、そこで謝っていれば、それはそれで解決していたはずですが、当てられた本人の精神状態が普通でなかったり、虫の居どころが悪かった場合は、こがれ即座に憎悪となります。
 別に当てられた相手も、その当てた人に、特別に興味は持っている分けではありませんが、こうした場合、八つ当たりの対象になってしまいます。そしてこれが、自分より弱い、女性や子供である場合、執拗に追い回す結果を生みます。

 ぶつかった瞬間に一言、「こめんなさい」が出ればいいのですが、この一言が、現代人は中々言えないものです。謝れば、回避された災いが、謝りそびれて、禍根を残すという結果を招きます。
 こうした事も、偏(ひとえ)に子供の時からの家庭教育の躾にあるようです。

 親が、子供の時から躾に対して、うるさく言われないで大人になったような人では、自分の子供に対して、こうした事を、厳格に指摘することができません。子供は親のこうした姿や、態度を参考にして人生を経験していく分けです。親が襟を正さないのに、子供がそれを実行できる分けがありません。

 過密化した都会は、街に反響する多くの嬌声(きょうせい)や、雑音が溢れ返っています。そのため、自分以外の音や情報は無関心にならなければ生きていけない社会構造が出現しています。
 この社会構造は、自分の無神経さには鈍感でいられるが、他人の無神経さには我慢ならないという精神状態を作り出します。
 自分勝手で、心に余裕を失った現代人たちは、物の考え方の主観が、各々異なるために、自分のことはさておき、他人の欠点ばかりが目につきます。

 ささいなことで腹を立て、つまらぬことで怒りを露(あらわ)にします。その怒りを晴らす術(すべ)を知らない現代人たちは、時として思わぬ犯罪行為をしでかすこともあるのです。

 傷ついた自尊心を回復するために、無言の暴力に訴え、その暴力の訴え先が、直接的な相手ではなく、全く関係の無い、第三者に及ぶことすらあるのです。
 こうした現実が出現した、そもそのも原因は、親が子供の頃の、親から躾されなかった家庭教育の不備にあり、また公立学校の教職員が、労働者に成り下がって、階級闘争をした事に由来します。当時の子供が親になった現在、その躾の不備が表面化しているという事は至極当然であると言えます。そしてその親達も、孫を見る年齢となり、その悪循環は三代にわたって受け継がれようとしています。

 こう言う時代だからこそ、子供には厳格な態度で臨み、家庭教育の再点検と、躾やマナーを、親達が真摯(しんし)に考え、再点検に向かって実行しなければならない時期に、来ていると思いますが、皆さんはどう思われるでしょうか。



●こどもを惨(むご)く育てていないか

 知らず知らずのうちに、自分の子供を過保護に育てる親は、決して少なくないようです。
 かつて徳川家康が、今川義元(よしもと)の人質となって、竹千代(たけちよ)と呼ばれていた頃、義元は家臣に命じて「竹千代を惨(むご)く育てよ」と言い渡します。
 義元の謂(い)う、「惨く育てよ」とは、充分に食事を与えなかったり、残酷な仕打ちをしたり、苛めたりという事ではありません。
 まず子供の頃から贅沢(ぜいたく)の味を覚えさせ、美味しい物ばかりを与え、楽する事や、怠け癖をつけさせて、早くから女を与えて、人間として崩壊させる事を目論んだものでした。

 人生は、苦あれば、後に楽が訪れるものですが、最初から楽があって、然る後にも楽があるというものではありません。楽の次は「苦」のみなのです。墜落以外、何も残っていないのです。

 昨今の青少年達を見ますと、まさに惨く育てられた子供が、決して少なくない事が分かります。
 既に小学校高学年から喫煙(小学生の30%、中学生の50%、高校生の80%が喫煙者と謂われている)したり、不純異性行為(日本の現代女性は十八歳未満で90%強が処女を失う。また女性週刊誌などの情報に呷られて、貞操観念が薄い)が当たり前となり、不況といわれながらも食生活は贅沢を極める傾向にあります。美味しい店を探して、何処にでも出かけ、何時間でも行列を作って、少しでも旨い物を口にしようとします。日本中こうした現象は至る処で起こっています。

 また親も、子供の欲しがるものは、何でも買い与え、これが子供を大事に育てていると錯覚しているのです。
 そして、そうした子供の育て方をする親も子も、共通して言える事は、「自分を決して大事にしていない」ということです。

 親は放任主義を決め込んで、子供の夜遊びを咎(とが)ないばかりか、自らも風俗産業に足をのばし、隙(すき)あらば不倫に趨(はし)り、現実逃避を企てます。自分を軽く見れば見る程、こうした傾向に趨り易く、また大事にしなければしない程、自身を粗末に扱って、何ごとも軽薄に、安易に流れていきます。ここにきて、やはり親自身も襟(えり)を正す必要があります。

 そして自分を大事にするとは、現実逃避を企てたり、自分を甘やかせるということではなしに、自分自身を厳しく律し、それが将来に繋がり、やがて開花すると言うものでなければなりません。






●あなたの子供の礼儀度チェック

1. あなたのお子さんは、目上の人に、正しい敬語が使えますか。

2. 近所の人に、「おはようございます」「こんにちわ」の挨拶が出来ますか。

3. 自分の履物を、玄関で上がり下りの際、きちんと揃えられますか。

4. 朝起きたらお父さんやお母さんや、祖父母らに、「お早ようございます」が言え、夜寝る時は「おやすみなさい」が言えますか。

5. 子供をほったらかしにして、テレビに「子守り」をさせてはいませんか。一家団欒(だんらん)の食事をする時、テレビを見ながら食事をしていませんか。

6. 最後に、最も重要な事ですが、あなたのお子さんは「礼儀正しい」と思いますか。
 この礼儀正しいとは、単にお辞儀をしたり、挨拶ができると言う程度の事ではありません。
 礼儀を知り、礼儀正しいとは、人を見る観察眼も豊であると言うことを指します。人を見る観察眼に疎
(うと)いと、往々にして、事件や事故に巻き込まれやすいものです。注意力が散漫な子供程、親の教育が無茶苦茶で、しかも礼儀の面が不徹底で、隙(すき)だらけの、親の不躾の延長上で愚かな人生を歩いている言えます。
 不慮の事故に遭遇する子供達の多くは、大方がこうした子供です。親にも、子供を自由奔放にした、責任があると言えましょう。
 最近は礼儀正しい子供など、殆ど見なくなってしまいました。それ故に、子供を狙った犯罪も増え続けています。犯罪者は、まず、そうした、だらしのない親の師弟に目を付けるのです。
 それは躾がきちんと出来ていて、観察眼の豊かな子供より、こうしたことは一切お構えなしで、間抜けな子供の方が狙いやすいからです。
 昨今は青少年犯罪が低年齢化して、若年層でも、実に惨たらしい殺人事件を犯す傾向にあります。そしてこの被害者になる子供の多くは、家庭教育や、親の躾にも問題があると言う、子供達ばかりが狙われるようです。

 日本家庭構造の少子化が進み、マイホーム構造が、現在の若い夫婦の間に蔓延して行きますと、核家族構成の構造は、社会還元性を失い益々その力は、中心に向かって働くようになります。
 それを如実に著わしたものが、夫婦ならびに親子ともども、お揃いの服装をして、海外旅行などに出かけ、お金も、お互いの信頼も、全て満ち足りているような表情でマイホーム主義を大切にしている家庭です。そしてこうした家庭は、家族構造として完璧である事を強調しようとします。
 また、そう言う家族に限って、一見完璧であるかのように映ります。

 ところが、本当に、旨く行っている良い家族と言うものは、そんな外見を飾り立てません。裡側(うちがわ)がしっかりしていれば、何も外側を、それらしく見せかめる必要はないからです。

 誰の目から見ても、マイホームに代表去れる、家族らしい家族と言うのは、多くの場合、人工的に作られた家族体系であり、外見のそれに比べて、中身がありませんから、一旦崩れると、実に脆いものなのです。

 この脆さは、子供が小学校高学年に達する間では表面化しませんが、そろそろ中学の入学を、目近(まじか)に控える頃になると、それが徐々に表面化して行きます。
 そしてマイホーム構造の特徴は、既に構築当時から、「家長」という中心の要(かなめ)が抜け落ちていますから、その脆弱(ぜいじゃく)な「張子の虎」は、直ぐに化けの皮が剥がれ、これを転機として、家庭崩壊が始まります。

 またこれが転機となって、これまでの夫婦関係に溝が入り、夫婦は互いに、別行動をとり始めます。これがまた、不倫の要因を作っていると言う現実があります。そしてこの頃になると、子供に対しては「放任主義」の形で、野放しの状態にして、子供の夜遊びを咎(とが)めないばかりか、親自らも、不倫に奔(はし)ったり、風俗に足を運ぶようになります。

 そして中学生の息子を持つ父親の60%、高校生の息子を持つ80%が、息子から殴り倒されるという、間抜けな父親が増えているのです。

 これらは全て、家長制度の崩壊の果てに、潜んでいた落とし穴だったのです。
 愚かな親の、子供に対する不躾は、また、子供までもを愚かにするようです。事件や事故に巻き込まれ易い子供とは、親の躾が不徹底であるばかりでなく、親が礼儀を知らないために、子供も礼儀知らずで、他人から奪われたり、狙われる、隙だらけの人生を送ります。

 そして「礼儀正しい」とは、隙の無い人の事を言うのです。

 昨今は、大人自身も、礼儀正しい人など稀(まれ)のようです。
 またこうした礼儀正しくない事が、隙を作り、それに付け込まれて、思わぬ被害を受けているようです。これは偏に、他人から侮られる「間抜けな一面」が、表面化したものなのです。

 ここに来て、親も襟を正さなければならない時期に来ていると思いますが、あなたは如何思われるでしょうか。
 そして、あなたの、子供に対する「礼儀正しさを教える躾」は、果たして万全でしょうか。



●入門を許可する条件

 少年部の入門年齢は、4歳以上から中学生程度までを対象に、入門前に親子面接を行い、当道場の運営方針にご理解して頂き、これに賛同できる子弟のみを指導いたしております。
 その際、お父さんか、お母さんの考え方を参考に考慮しますので、ハッキリとした、子供さんに対してのご意見をお聞かせ下さい。

 ただし尚道館は、単なるスポーツクラブではありませんので、ただテクニックのみを指導するというものではありません。
 その根本には、学校や家庭で指導できない「礼儀作法」が含まれ、「礼儀正しさとは何か」「人と争わない事とは何か」という「和の精神」を指導しております。そして、これがやがては社会に順応し、社会を構成する有意義な人材を、わが尚道館より、排出できればと考えている次第です。

 入門が許可され場合、入門してから三ヵ月間は「見習い道場生」として扱われますので、その間は「礼儀」を中心にして、作法、言葉使い、姿勢、歩き方、目付、受身(前方回転や後方回転など)、先輩後輩の人間関係、自分の位置関係の理解などが主体となります。
 いわば当道場は、子供が大人になっていくための予備段階として、正しい社会常識を、稽古を通じて指導しているのです。

 また、少年少女部には、母子合気教室が併設されているので、幼年の小さな子供さんについては、お母さんと子供さんが、一緒になって学ぶことも出来ます。

 詳細については、総本部・尚道館の広報部へ、電話でも、メールでも、構いませんので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 電話番号:西郷派大東流合気武術総本部・尚道館 093-962-7710(代表)
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