西郷派大東流の道衣・武具一覧 7
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▲合気揚げ鍛練用・鉄刀木(たがやさん)拭漆塗一刀素振木刀
(柄長さ:20cm、刀身部長さ:60cm、総重量:3,100g) (材質:硬木タガヤサン・柄部は漆塗り・構造に特殊性あり 本体価格21,5000円) 一切セット価格 250,000円(木刀・内袋・外袋) (※納期は受注後1ヵ年未満。材料調達のため、時間が掛かります。)
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▲内袋:本体単品価格 30,000円(特上金襴正絹厚ネル入刀袋・正絹太房付き)
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▲外袋:本体単品価格 21,900円(アラベスク)
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上記の合気揚げ鍛練用・拭漆塗一刀素振木刀は、十数年の歳月をかけて試行錯誤を繰り返し、西郷派が独自に開発した特別オリジナルの一刀素振木刀です。 合気揚げを鍛練する木刀として開発され、材質はタガヤサン(鉄刀木(たがやさん)/マメ科の高木で、マレー・インド東部などに自生し、木質は硬く、心材は黒と赤の紋様があり、堅牢美麗で風雨に強く、銘木として建築器具に利用される高級材質)で、刀身部は60cm、柄部は日本刀の大刀の柄の長さに合わせて25cmです。 この木刀は重量が3,100gで、全長が85cmで手許(てもと)に重心がかかるように工夫され、「合気揚げ修行」の為に開発されました。 この木刀を朝晩1000回以上素振りして、「腕(かいな)の返し」(【註】馬術などで馬を抑え、制する時に用いる技術)を稽古します。一人稽古にも最適であり、「日々精進」が達成されます。 素振り稽古方法は、最初は30〜50回程度の素振りから始め、徐々に肩関節が滑らかに動くようにします。注意点は「肩関節が上下左右に滑らかに動かす」という事で、欲張って、最初から飛ばして多く振らないようにします。また「力で振らない」と言う事です。 呼吸の吐納(とのうほう)に合わせて、逆腹式・丹田呼吸(【註】吐く時に腹を膨らませ、吸う時に腹をへこませる。詳細な口伝があるので正しく教わることが大事。素振りの時もこの呼吸法に合わせる。また肩には「肩霊(かただま)」が宿る)で、徐々に「肩の動き」を馴染ませて行くことが大事であり、振れば振るほど、肩の構造は「骨と皮」の状態になって、いわゆる「撫肩(なでがた)」になります。 間違った素振りをすると、肩に筋肉が着いて来て、ボディービルダーのようになるので、筋肉もりもりの肩は間違った素振りをした人に現れます。これは筋力で木刀を振ろうとすからこうした、合気揚げには不適合な状態が現れます。 こうなると、肩関節の中に脂肪塊(しぼうかい)などのゴミが溜まり、肩を傷めてしまう為、したがって、修正が必要になります。 |
▲正しい素振りをすると、肩の筋肉や脂肪が落ちて、一年を過ぎた頃から、腕の構造断面は楕円形(だえんけい)で、腕自体は「へらぶな形」となる。 木刀の柄(つか)を握る場合は、力で握り込むのではなく、「卵」を握るように「柔らかく」握ることが大事である。この時、人差指は柄を握らず、中指・薬指・小指で握り、最後に拇指(おやゆび)で握って止める。人差指は、自然の儘(まま)に伸ばし、無理にピンと伸ばす必要はない。そして、小指側ほど締めて握る。 また、斬り結ぶときは、「茶巾(ちゃきん)絞り」の要領で、剣筋が正中線を正しく通るようにする。一振り一振りに唸魂(ねんこん)を込め、霊肉倶(とも)に動かすことが大事である。そして、振れば振る程、躰動(たいどう)が起こる。 |
一方、正しい素振りをすると、約1年ほどで、「正しい肩の構造」になり、楽に、疲れず、沢山回数が振れて、肩は「骨と皮」の状態になり、肩部の無駄な筋肉や脂肪は消化されて、腕が「へらぶな」のような形になります。この時の腕の断面は楕円形(だえんけい)であり、剣道愛好者の腕の構造とは異なって、日本刀での試し斬りも、斬据(きりすえ)に凄みが出て来ます。 肩が、骨と皮ばかりで、「なで肩」の人に達人が多いのは、よく知られたことです。つまり、合気揚げ用の鍛練木刀で、素振りの鍛練をすると、なだらかな「なで肩」となり、達人に等しい「剣遣い」が出来るようになります。 |
【合気揚げ素振用木刀の六大効用】
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1
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年齢に関係なく、誰にでもできる。特に男子は適合。 |
2
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素振りをすると「腰力」は鍛えられる為、腰骨が締まって腰痛を起さなくなる。腰痛は普段の運動不足と、食事時間の不摂生(夜の遅い夕食。夜食や夜の遅い夕食は、腰骨の関節を緩める)から起る。 |
3
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精神的に「胆力」(ものに恐れず臆しない気力)がつく。不屈の精神力が養える。 |
4
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肩胛骨(けんこぷこつ)の関節が正しく修復され、肩凝りが治る。現代人は、デスクワークのテクノ・ストレスが懸(かか)る仕事をしている人が多く、肩より上に腕を挙げない為、肩凝りで頭痛持ちの人が多い。こうした矯正に素振りが役立つ。また、肩胛骨が矯正されると、頭蓋骨(ずがいこつ)の関節が締まってくる。 |
5
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剣術の本義は、「重い物を軽く用い、軽い物を重く用いる」ことから、その巧妙な術理が理解でき、剣術の裏技である「弥和羅(やわら)の術理」が理解できる。 |
6
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素振りをする時間帯は、腰骨が締まった状態にある、午前4時から7時の間が最適。太陽が昇り切った後で、素振りをすると腰骨を外す恐れがあり、また、稽古した努力が実を結ばない。早朝稽古は養成力がつく。 |
▲合気揚げ鍛練用木刀の構造仕様
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合気揚げ鍛練用木刀は材質は鉄刀木(たがやさん)の為、この木は水に浮かべると沈んでしまいます。原木の材質の木が、今日では中々見つからない為に、材質探しでかなりの時間を要します。既に、数名がこの木刀を注文していますが、半年以上の順番待ちとなっております。
上記には二種類の高級原木を上げていますが、左が鉄刀木原木であり、右は紫檀原木です。鉄刀木だけではなく、紫檀原木をベースにした合気揚げ鍛練用木刀も特注で承っていますが、紫檀で製作した場合、更に重くなり、4kg前後になります。但し、紫檀では箆棒(べらぼう)に値段が高くなり、全製作費は70万円程になって、ちょっとした安物の日本刀ぐらいの値段になってしまいます。 |
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各鍛練用素振り木刀のご注文について
注文確定時に送料が別途請求と表示されますが、再度、折り返しの確認メールにて、金額を修正してお知らせいたします。 |
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▲四稜稽古用中手裏剣。但し剣尾の房は使用例。
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●本手裏剣は鍛冶師が手づくりで、一本一本、丹念に手づくりで仕上げた本格的な刀剣と同じ、玉鋼を鋼材とした本鍛えで、本焼入れが入った稽古用・四稜手裏剣です。中距離打法及び長距離打法に最適です。 また、本商品は旋盤工作機械で製作・加工した焼入れのない、断面が円形の手裏剣とは異なります。 |