「安全な肉」というものは、この世には存在しない
 喩えば、日本の捕鯨調査に猛反対抗議を展開しているのもグリーンピースであり、この反対理由の政治目的は、アメリカの国際ユダヤ金融資本傘下の食肉メジャー(アメリカやオーストラリアで展開)が、日本に大量の牛肉の輸出をスムーズにして、日本人が古くから親しんできた安上がりな鯨の肉を食べさせないための政治的な阻止運動であり、同じ哺乳動物の牛はいいが、鯨はダメという白人の理屈の上に構築された抗議行動であることを忘れてはなりません。

 日本は食肉や牛乳・チーズや、バターやヨーグルトと言った乳製品を生産するために、家畜の飼料分として、年間2800トンを海外の国々に頼っています。
 飼料用の農作地を人間の食糧供給農地に換算すると、牛一頭で、一人の人間の十倍の穀物飼料を消費します。これは人間十人分の食糧が、牛一頭のために遣われているという計算になります。

 しかし日本人にとっては、牛肉もチーズもバターも必要無いものです。その上、こうしたものを食べれば、血液が汚染されることは明白な事実であり、血が濁れば、当然、霊的神性は曇らされ、霊格は地に落ちます。
 何故、自ら好んで、こうした災いを招き寄せるのでしょうか。

 更に、牛や豚や羊などの家畜を殺せば、人間の性に近いために、恨みや、怒りや、悲しみなどをかい、彼等の悪想念が人間界に蔓延します。
 海洋生物や野性動物や自然の保護を謳っておいて、牛や豚や羊などは殺してもよいという白人主導の情緒から発する理屈は通りません。
 牛や豚や羊などを屠殺してこれを食べるという、こうした目に見えない彼等の悪想念から発する波動が如何に人間界を汚染し、悪影響を及ぼしているか、あなたはご存じでしょうか。

 安全な動物の肉などというものは、この世には存在しません。
 今日、狂牛病(スクレイピーという脳疾患で死んだ羊の肉を、飼料とした牛に発生する脳の変性・破壊を主徴とする疾患。人のクールー、クロイツフェルト・ヤコブ病などと症状が類似し、プリオンの経口感染により発症)として騒がれている食用牛は、一種の人間への警告であり、人間の肉体だけに災いを及ぼすものではなく、人間の霊魂にも恨みを投げつけようとした、彼等食用牛の反撃です。
 通常、牧畜業者が生産する牛や豚などの家畜には、農薬漬けの外国産の安価な飼料が使われています。

 また肉を柔らかくするために、女性ホルモンが注射されたり、成長ホルモンや様々な抗生物質(antibiotic/ かびや放線菌・細菌によって作られ、他の微生物を抑制し、または制癌作用を持つ物質。ペニシリンが1941年再発見されて以来、ストレプトマイシン・クロロマイセチン・テトラサイクリン・トリコマイシン等が多数発見され、医薬以外にも農薬・食品保存薬などとして使用)などが大量に投与されています。

 ひと握りの人間の利益追求のために、人間は自分で自分の頸(くび)を絞めているという現実があります。多くの人々は、こうした現実に気付こうとしません。
 こうした現実に気付こうともせず、動物殺生を繰り返しながら、何の反省も呵責もなく、大地震や大型台風から逃れて、人間だけが安全地帯に逃げ込むという話は、少し虫がよすぎるのではないでしょうか。
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