人類淘汰の時代が始まった
玄米の持つ抗公害威力
 このような欧米型の食事に、白米や白パンを依存させた食事ばかりをしていると、やがては血液を汚染させるばかりではなく、日本人が古来より連綿として培ってきた、食体系及び食文化が破壊され、霊的神性は著しく曇らされて、不幸現象に陥りやすい状態となります。
 世の中の多くの不幸現象の、事故、怪我、争い、戦争、不倫などの諸現象は、全て欧米食に依存した白米食の結果であり、これは現世の物質界の低次元周波数と同調してしまった為の結論です。

 現世(三次元物質界)の次元は、複数の霊的波調が飛び交い、その実態はあくまでも低次元であり、波調は低周波である為、その粗密的粒子は粗く、したがって人間の霊的覚醒も薄くなります。
 所謂、低級なものばかりに、波調が同調してしまうという状態に陥ります。

 このように霊的バイブレーションが低下すると、霊的神性を曇らせるばかりでなく、急激な変化に耐えられない体質になってしまいます。つまり欧米型にドッキングさせた肉食と白米食では、霊的昇華が不可能であるという事なのです。
 そして玄米の特徴は、その胚芽部分に含有されるフィチン酸やビタミンEならびにビタミンB群の強力な助っ人が放射性物質やガン細胞を抑制する事です。

 現代栄養学の一般的理論として、「玄米には公害物質が多く含まれている。だから非常に危険である」という議論が実(まこと)しやかに交されています。しかしこれは単純な機械論に過ぎません。
 生きている人間の人体内で行われている生命体の営みは、そんな議論では説明できるものではありません。

 表皮の上から玄米を見れば、実際には、農薬などの公害物質を多く含み、その摂取量は多いはずなのですが、玄米を食べている人は、白米を食べている人に比べて、人体に含有する重金属(特に農薬に含まれる水銀)などの公害物質の蓄積量は極めて少ないという結果が出ています。
 これは毛髪分析に結果かははっきりと確認されています。
 それというのも、玄米には人体に蓄積される公害物質を排泄する作用があるからです。

 その一つがフィチン酸です。
 玄米にはこのフィチン酸が多く含有されています。フィチン酸は放射性物質や農薬に使われている水銀などの重金属、その他の発ガン性のある公害物質とよく結合する性質を持っています。そして腸からの吸収を阻止する働きがあります。
 このフィチン酸は、玄米穀物食の場合においてのみ、その効果が大きく、野菜成分のアルカリ性の条件下で活発に働く特性があります。
 その結合率はpH7(中性)で約80%ですが、これがpH8のアルカリ状態では100%になると言われています。
 また玄米の表皮に存在する公害物質が血液中に吸収されたとしても、玄米には強肝・強腎効果がありますから、公害物質は速やかに体外へ排出されます。
 以上の事から、玄米は非常に優れた抗公害食品なのです。

 人間の食べ物というのは、その本当の価値を知る為に、現代栄養学が言うように食品成分表のみを金科玉条のように盲信してもダメです。
 大事なことは、「玄米」及び「白米」が、人間の躰に吸収されて、一体どのような運命を辿るか、これを追求しなければなりません。
 この追求をする格好の実例があります。
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