借金のよい解決法はないでしょうか　（４１歳・女　派遣社員　初回無料メール相談）

はじめまして。経済のことを調べている際このＨＰに辿り着きました。玄米食や精神論について興味深くＨＰ拝見いたしました。しかし今回最も相談したいことは金銭的なことです。 　私は独身で４１歳。賃貸アパートで1人暮らしです。現在借金が４００万円あります。 　４００万円もの借金をしてしまった理由は、ある整体学校に入学した事です。授業料をお給料だけで払うことができず、カードローン（銀行系のＶＩＳＡカード）を使用したことです。 　更に過労で体調を崩し、一時期会社を退職、休養して約半年間、無職で過ごしたため生活費をカードローンで補ったことです。その後、急激に借入金が増えていきました。 　体調を壊さずにいたら、整体学校の学費のために借りたローンを支払えるはずでしたが、精神的肉体的な不調で予定外に退職したことでローン支払いに支障が出てしまいました。 　今は派遣社員として働き始め、整体資格試験勉強の時間確保のため、残業がない８時間労働の仕事を選びましたが、手取りが少なくなってしまいました。毎月の支払いが１０万円にも膨れ上がったローンの支払いが生活を圧迫しています。実家は自営業で不況のあおりを受けていますので経済的には頼れません。 　これまでお金を大切にしてこなかったこと、節約の観念が薄かったことが現在の借金に繋がっているとも思うので大変反省しています。ローンを支払っていくために、できれば月々のローン額を下げるためのアドバイスをいただければ幸いです。他に相談する人がいないため、どうぞ宜しくお願いします。

　現在のローン総額が４００万円と言う事ですが、借金は現在の借金総額の５倍以上と考えるのが、この業界の常識であり、多重債務者は最悪の状態に置かれていると言えます。
つまり、あなたは支払い完了までに「４００万円×５倍以上＝２０００万円以上」という借金をしていることになります。

　クレジットカードの借金や、キャッシュローンなどは、サラ金（街金）経由なので、どうしても利息が割高になり、最終的には困窮することが避けられません。
　多重債務は、次の支払いを払う為に再び借金を繰り返す事で、これになると、法定利息が安く思えても、今日の金融制度は複利計算で加算されて行く為、気付かないうちに、「雪達磨式」に膨らみます。

　カードローンと言っても、中身はサラ金であり、法規制により現在は１３.２％に抑えられていますが、延滞金などは昔のままの２９.２％です。クレジットカードも同じようなものであり、銀行を経由した、結局は「体裁の良いサラ金」です。

　銀行経由の多重債務で一本化出来ないのも、裏には街金の意向が働いており、アイネットと言う横の連絡をとるコンピュータで繋がっています。そのために、銀行系のサラ金代行業者は断ったものと思います。

　またこの相談は、金融系では「問１」（金融機関に打診する件数を言う）に加算され、次の借金を警戒し、拒みます。つまり、銀行系サラ金では、「貸出をしない」と言う事になります。そこで、次に紹介されるのが、所謂、「街金」と言う事になるのです。
　此処では多重債務者を歓迎します。これを業界用語で「型に嵌める」といいます。

　しかし多重債務の一本化は、サラ金の下請けをしている街金の専門とする所で、この罠に嵌まっては本（もと）も子もありません。

　さて、これらの多重債務を消滅させるには「時効の援用」と言うのがあり、５年間払い続けなければ、法的に時効の援用が成立します。その場合、自分が裁判所に時効の援用を申し立てなければなりません。また、５年間、一円も払わないと言うのが「時効」の成立になります。支払い督促にも、逃げ続け、自宅訪問なども拒否し続ける事です。

　しかし、住所が住民票に上がっている以上、この方法は夜逃げする以外、方法がなさそうです。

　また、支払額を下げると言う事は、直接ローン会社の本社に出かけ、これを相談する以外ありませんが、「よそで絶対に借金をしない」という誓約を求められ、公正証書に誓約文をしたためる事が要求されます。

　もし、以降絶対に借金をせず、現在の収入で遣繰りをすると言うのであれば、何度か足を運び、この要求を通してみるのも一つの方法だと思いますが、その後は、銀行系のサラ金（利息１３.２％、延滞２９.２％金）では、一円も借りられなくなります。

　そこで遂に、街金に走る事になります。こうなれば最悪の状態と言えるでしょう。

　とにかく借金は、元本の５倍以上の借金と計算するべきでしょう。そして多重債務は、借金の為の借金を呼ぶ、最悪の状態で、利息額が膨大に膨らんで行きます。今日は、銀行融資担当のコンピュータと、街金のアイネット端末機が、繋がっている為、低利での借入は難しいようです。保証人や担保を必要とし、庶民クラスの所有する宝石類の動産などは一円の価値もありません。

　アドバイスとしては、収入の枠内で、借金利息と家賃（あるいは持ち家ならば固定資産税）を差し引いた５０％未満で生活して行く事を考える事です。
　喩えば、一ヵ月の収入が、１０万円とするならば、そこから返済額と家賃相当分を差し引いた、残りの金額の５０％以下で生活し、残りは貯蓄の回し、これを何年間か続け、貯蓄額が、借金の元本相当分になったとき、これを一括払いして、借金を消滅させる事をお奨めします。
　今のところ、堅実な方法としてはこれ以外なさそうです。

　ちなみに、わが家庭では、現在、親子四人家族ですが、上の子供達は既に結婚していて家を出て、下の子供達が、私の手伝いをしています。それでも、一日の食費は５００円です。一ヵ月当たり、親子四人で１５０００円です。
　これは玄米正食・小魚などの魚介類・海藻類の食餌法をしているからです。安価な食材でも、工夫すれば幾らでも美味しく食べられるのです。
　人間が日常生活をするには、「創意と工夫」が必要です。

電子レンジでの使用の健康被害の有無　（４１歳・男　会社員　会員　問合わせ相談）

いつもご指導ありがとうございます。私は、玄米をまとめて炊きおにぎりにして冷凍し、毎回電子レンジであたためて食べています。 　以前、「電磁波が身体に良くない」と人に聞いたのですが、何か身体に蓄積される悪いものがありますでしょうか。宜しくお願い致します。

　電子レンジの問題ですが、電磁波発生時の放射性物質は微量と考えられます。しかし、多くの問題を抱えています。それは便利なるが故に、反面、その代償として健康被害も生ずると言う事です。

　さて、電子レンジは、熱を出さない「マイクロ波」（【註】波長1ﾒｰﾄﾙ以下の電波。レーダーや電話、テレビの中継などに用いるほか、物質の分子構造の研究に重要な役割をする）という波長の短い電波を使って食品を温める調理器具です。マイクロ波は、空気やガラス、紙などを通り抜け、金属には反射され、水に吸収されるという物理的な性質があります。電子レンジの中には小さな穴がたくさん見えます。この穴には「マグトロン」という真空管が、極超短波であるマイクロ波を発生させて、食品に発射されます。

　電子レンジに使用される電波は、マグネトロンという発振器で発生され、振動数は１秒間に２４億５千万回（2450MHz＝2450×106Hz←水分子の固有振動数）のプラスとマイナスの電極の変化が高振動により繰り返されます。これはＦＭラジオの約３０倍、ＡＭラジオの約２０００倍に相当する極超短波の周波数です。

　電波は金属に当たると反射し、水には吸収されるので、電子レンジ内では、反射して中の物質に有効に当てることができます。逆に、電波をガラスや陶器に当てると透過します。電子レンジで食品を加熱したとき、器などが熱くなるのは、内部の食品が温められ、その熱が器に伝導するためです。電波は、食品のように水分を含む材料に当たると、逆に吸収されて発熱します。これが食品が温まるメカニズムです。

　水は極性分子なので、プラス・マイナスの極を持っていて、これが電波によって分子が振動し、摩擦熱を発生し、食品の内部から発熱します。これを「誘電加熱」と言います。

　しかし、その一方で栄養も健康を破壊する危険性を持っています。
というのは、この調理器具は摩擦を起こして熱を発生される調理器具である為、扉や密閉材から約２０ｍに渡たり、放射線もれが起る事です。

　その為に食品に含まれている大量の栄養素を破壊する事が知られています。人体にも細胞レベルで傷つけ、血液の働きや、低下させることが医学的に報告され、免疫力を低下させるとも言われています。

　更に、ラップや皿などの食器類からも、有害物質が放出され、これが食品に混入されます。そして、活性酸素も増大させます。したがって、電子レンジを遣った調理後の栄養状態は、５０〜９０％は失われると言われています。

　結論としては、電磁波から出る放射線物質は微量ですが、震動による食材の破壊が考えられるので、たびたびこの調理器具を遣う事はお奨めしません。

　便利で簡単で、直に出来るというものには、それなみに、「代償」を払わなければなりません。このことを理解された上、使用は極力控えめにして、健康被害を出来るだけ小さくしなければなりません。

　電子レンジは、人体実験のような調理器具ですが、これを現在政府が取り締まれないのは、家電業界のロビー活動があり、これに利益を誘導する政党や政治家、官僚などが加担している為、健康被害の面で厳しく取り締まる事が出来ません。
　そして国民はこの事実を余り知らされていないのです。

　食品を過熱する場合は出来るだけ電子レンジの使用を控え、「軽く蒸す」や「鍋や薬缶の中で煮込む」と言う遣り方が、最適なようです。