統合失調症と診断されてその食対策は(32歳 無料相談室宛 PCスキル)
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あなたの食事の悪影響が出ているとしたら、まず肉好きからして、体臭が一般的な日本人の平均値に比べて、「臭い」か「非常に臭い」はずだ。「体臭が臭い」という事は、間違いなく動蛋白の影響であり、動蛋白の影響に加えて、そこに何等かの霊障の悪影響が表面化したものと思われる。
霊能力のある者が、よく、霊視(アジナー・チャクラの開発と言うが……?)とか、霊聴(ヴィシュダー・チャクラの開発と言うが……?)という語源を使って素人を騙(だま)し、自己のこうした能力を誇張する者がいるが、霊視や霊聴という霊的感覚器官が優れた者でも、「霊臭(れいしゅう)」というものについては疎(うと)い者が多い。それは自らが、霊性を下げる食肉や乳製品の常食者であるからだ。 自称霊能者は、「臭いに鈍感」なのが共通の特長である。したがって霊障者(憑衣された者)の、霊臭の異常を嗅ぎ取れないのである。 さて、相談の文面からして、まず、あなたの体臭は、一般的な日本人の平均値に比べて、体臭が臭いと思われる。その上、精神科医から「統合失調症」という立派なお墨付きを貰っている事が、体臭の異常を明白に顕わしているものと思われる。 |
患者のタイプ
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霊 臭 の 原 因
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肉食動蛋白型
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「肉喰った報い」の顕われが起り、三度三度の食事に、常食として食肉を欲しがる。脇の下や、背中ならびに胸(特に大胸筋付近)から発散させる。性器直下の股の裡側(うちがわ)の匂いが臭い。
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偏食嗜好型
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インスタント食品やジャンクフードばかりを食べて、規則正しい食事を殆どしない。企業の研究室や大学院などで、研究する若い学者や助手、更にはプログラマーに多い。口臭と胃の部分の匂いが臭い。背中が猫背で、痩せ型の胃拡張や胃下垂患者にも見られる。 |
外食型
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デパ地下の総菜や弁当、ハンバーガーなどのファーストフード、あるいはファミレスなどで食事をする独身男女。脇の下と背中からの匂いがきつい。風下に位置する場合に臭気や霊臭を感じる。 |
カロリー主義型
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カロリー計算をしながら焼き肉などを食べる肉食常習者。肉の美食から離れられない。これこそが憑衣の証拠。美食の煩悩の風に煽られている場合が少なくない。そして自分の意志ではコントロールできない事を薄々自覚。気門から体臭が外に洩れている。 |
一日四食型
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朝・昼・晩・夜食の四食主義。若者の多い食習慣。こういう食習慣の持つ者を、霊的には「どんぶり腹」といい、霊性を低める。躰(からだ)全体が臭く、その匂いは肉体と室内に転臭されている。 |
飲酒喫煙型
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アルコールとタバコの喫煙を兼ねながら、深夜まで居酒屋やスナックで飲酒と喫煙を繰り返す不摂生と不規則な生活。編集者などに多い。ストレスで影が薄い。 |
食べ物粗末型
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食べ物を残し、粗末にする。飽食に時代の「食」の有り難さを知らない世代。食べられる物でも直ぐに捨て、多くは母親の過保護で育った団塊の世代ジュニアの子どもに多く見られる。 |
食に弊害は、いつ頃起り始めたか。
それは日本の戦後の、急激な国家変貌の頃からであろう。 日本ほど、急激に変貌した国家は世界でも珍しい。敗戦の、あの瓦礫(がれき)の中から、忽然(こつぜん)と蘇(よみがえ)り、戦後の高度成長期を起点として経済大国が出現したのである。しかし、これと並行するように、民族の苗代(なえしろ)と言われ、終戦直後、国民の50%を占めていた農山漁民が、昭和三十年代の高度成長期に、20%以下に急減したのである。これを機に農民の農村離れが始まり、日本は、食生活も欧米化し、飽食の時代へと突入していく。そしてこの頃を起点にして、日本の農政が、減反政策で一挙に貧困化する。自給自足の放棄である。 多くの現代人は、日本古来よりの「身土不二(しんどふじ)」の思想を忘れ、農民が大地の恵を忘れて、我欲の徒(と)になった時、また消費者が生命の糧(かて)を、単なる栄養食品と区別しなくなった時、為政者が農民を蔑(さげす)み、実業家が自然を管理出来る媒体であると思い上がった時、大地は、自らの死を以て回答に代える。 地球環境が急速に悪化している今日、これは大自然が、自らの死を以て、人類に警告を発しているメッセージとも取れる。 現代人が、自然を冷笑し、科学万能主義で、大自然がコントロール出来ると思い上がったのは、この頃からではなかったか。 「現代」という55年体制以前の過去を振り返った時、日本の精神病院は、今日のように多くの患者で溢れ変える事はなく、満員御礼と言う状態ではなかった。どこの病院も患者が少なく、閑散(かんさん)としていたのである。 ところが今日はどうだろうか。 精神病院への入院を希望する患者は、先の患者の退院待ち、予約待ちと言う状態で、街中の神経科・精神科クリニックも歯科医院並みの混み具合である。この実情は、いったい何を物語るのか。 日本の戦後の、食体系が狂わされた事が起因しているのではないか。 「身土不二」からなる食思想が忘れ去られて久しいが、その一方で、間違いだらけの現代栄養学が、今でも日本では猛威を振るっている。そして現代栄養学の食に対する思想の誤りが、現代人の生き方を誤らしめ、それは衣・食・住への誤りと向かしめたのである。 また、食の乱れは、日本全体を飽食の時代へと向かわせ、飽食主義の誤りは、結局自然破壊への禍根(かこん)でしかなかったのである。自然破壊は民族の魂を衰えさせ、現代人の心を蝕んだのである。この「心の蝕まれた現実」が、今日のように精神病者や神経症患者を殖(ふ)やす結果となり、現代人は自分自身で、自律神経系すらコントロールできないくらい体質が悪化したのである。 そして自律神経失調症に襲われ、神経症の身体的表現の倦怠・のぼせ・冷え性・めまい・頭痛・肩こり・動悸・息切れ・食思不振・腹痛・便秘・下痢・多汗・無汗・不安・抑鬱など自覚的愁訴が、神経内科系の病因を増発させているのである。 日本では、自律神経失調症が「不定愁訴症候群」と言われて久しい。 しかし不定愁訴症候群は、神経症へと発展する事は免れない。そして行き着く先は、完治不可能な精神の機能障害だ。かつては神経症と精神分裂病は区別され、神経症患者は「器質的病変はなく人格の崩壊もない」と信じられていた。 ところが、不安神経症・心気神経症・強迫神経症・離人神経症・抑鬱神経症・神経衰弱・ヒステリーなど種々の病型は、悪化に向かえば、統合失調症への誘発が免れず、特に人格が多重化して、精神分裂病への誘発も決して少なくないようだ。これは現代人に何を問いかけようとしているのか。 これこそ憑衣現象の実体である。総ては食の誤りから起った。 体質が悪いとは、肉体的生体的体質の悪さだけを言うのではない。霊的に、精神的な憑衣現象に冒される者も、実は「体質が悪い」のである。この体質の悪さは、食生活の誤りから起ったものだ。動蛋白摂取量がオーバーし、血液が酸毒に汚染され、憑衣され易い体質を作ったのである。精神障害の実体は此処にあるのである。 |
▲血液の汚染を抑止し、霊性を蘇(よみがえ)らせる玄米雑穀(玄米60:雑穀40)ご飯と、抗ストレス食としての蜆(しじみ)や人参類(高麗人参は特に有効)。身体はもともと、生理機能全体を一定の平衡状態に保とうとする調節機能が備わっている。しかし、あなたのように、「頭が左右に揺れる」と言うのは、ホメオスタシス(恒常性)が混乱を起こしやすくなっている為だ。つまり抗ストレス力が弱いのである。これを強化していく為に、これ等の食品は大いに役立つ筈だ。 |
あなたの場合、これ以上、統合失調症を悪化させない為には、今までの食生活の乱れと、不規則な生活のリズムを正常に戻す事だ。
なお、血統的に観(み)て、親から引き継いでいる食体系や、あなたの体質を考えた場合、「憑衣され易い体質である」と言う事が考えられる。以後も、精神科医の投薬の指示に従いながら、玄米を主軸にした穀物菜食の食事を徹底する事であろう。
満鉄(南満州鉄道株式会社)は、「あじあ号」という、当時、世界最高速度を誇った蒸気機関車を大連(だいれん/Dalian)・長春(ちょうしゅん/Changchun)間に走らせ、これを8時間30分で結んだという記録を持っている。そして満鉄には、もう一つの中国大陸支配の顔があった。 それは満鉄調査部である。満鉄調査部は満鉄が設置した、軍首脳部(海軍左派と言われた「水行社」や陸軍の陸大出身グループなど)と一枚岩の調査研究機関であり、明治四十年(1907)発足した。 ここでは中国・ソ連などの総合的調査・研究、満州国・華北の経済開発計画の立案などを行なった。日中戦争時には2千人を超える満鉄調査員が居たと言われるが、太平洋戦争時の左翼グループの一斉検挙で打撃をうけ、敗戦により解体した。また、満鉄調査部には麻薬提供(上海にあった児玉機関などと同じように、連合国側から麻薬の提供を受ける見返りとして、日本軍部の機密情報を流すことや麻薬物質をソビエト国内に輸送する任務があった)などで連合国側に通じていた疑いも持たれ、多くの疑惑と謎が残っている。これにより、多くの外国人が政治的な画策に巻き込まれ、死んだことも事実だ。 こうした翳(かげ)りと昏(くら)い暗示が、あなたに及んだとしても不思議ではない。 |
昨今の世情不安は何処から起るのしょうか (28歳 会員 農業)
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今日の世情を見渡せば、多くの日本人は、マイホームの20年から30年の大ローン、マイカーの数百万円単位のローン、その他の銀行系のクレジットや、お手軽な消費者金融に借金漬けになりながらも、物質的には恵まれ、飢えて死ぬような現実は殆ど見かけなくなった。
人々は、皆それぞれに個人生活を楽しみ、個人的な奔走ばかりに多忙で、今の生活に自分なりに満足を覚え、借金漬けには自覚症状もなく、また不平も洩らさず、毎日を生きている。 そしてかつて、飢饉や餓死者が出た日本の歴史は、何処か遠い国の過去の物語と考えている人が少なくないようだ。 その為に、この平穏無事な日々が、これからも末永く、未来永劫まで続くと信じて疑わない者は少なくないであろう。 現代人に反芻(はんすう)する力や、先見の明(めい)は退化の一途にあり、「日本はこれでよいのか」「日本人はこの儘でよいのか」と、こうした事を考える人は極めて稀(まれ)であるばかりでなく、少しでも口に出すと、変人扱いされかねない実情がある。 したがって、多くの日本人は世情に流され、歴史を反芻する能力を喪失している。この最たる証拠が、こうした事は考えもせず、ただ仕事に打ち込み、個人生活を楽しみ、遊びやレジャーに明け暮れ、グルメだ、海外旅行だと言う日本人が、その大半を占めている事だ。 この平和がいつ迄も続いて欲しい、少なくとも誰もがそう思って居るに違いない。 だが果たして、日本国民が現在享受しているこの繁栄は、いつまで記録を伸ばせるか、甚(はなは)だ疑問になってくる。むしろ、高度経済成長期のツケが廻って来ているようにも思えるのである。思慮深い人間であればあるほど、この感覚は鋭いようだ。 人類の歴史を振り返れば、単に日本のみならず、私たち人類は、「近代文明」と言う名の下(もと)に、余りにも大きな犠牲の上に、この文明を築き上げてきた。その犧牲の最たるものが、「動物達への無益なる殺生(せっしょう)」であり、「自然環境への破壊」であり、「資源の大量消費」ではなかったか。 この猛威(もうい)ぶりは、さまに狂ったガン細胞の如きであり、地球と言う星を食い潰している観(かん)がある。 現代人は、自分達のご都合主義や独善的利益を悔(く)い改めない限り、必ずその報いは受けるであろう。特に、本来宗教でも保護するべき筈の動物を喰らい、大量に殺害し、今もなお、これを続けている事は大罪に値する。そしてこの大罪に、そっぽをむき、動物の命と引き換えに、暴利を貪っているのが、食肉産業である。 華やかな夜の喧騒(けんそう)の裏には、動物達の肉を食べさせる食通(グルメ)の為のレストランがあり、夜の繁華街の「ちょっとした店」がある。現代人はそうした所に繰り出して、浮かれ、騒ぐ事に喜びを感じている人も少なくなかろう。しかし大都会のこうした夜の喧騒も、日増しにその磁場から発せられる霊的波動は兇(わる)くなり、かつ粗(あら)くなっている。 慎み深く、思慮ある人は、その異常性を直覚する。ドス黒くなっている大都会の異常に逸(いち)早く気付き、郊外へと移り住んだり、田舎暮しをして、都会から抜け出そうとする人が居る。そして現代人は、ハッキリと二種類の人種に分かれてきた。 まず、大都会の華やかな喧騒の魅(み)せられて、その磁場へ心惹(ひ)かれる人と、逆にこれらに嫌気が差し、ここから一歩でも遠くに離れようとする人達である。もちろん、喧騒と騒音の大都会に居残って、淘汰されてしまう側に廻る人が、圧倒的に多数であるのは事実だが。 さて、日本が袋叩きにあっていると感じる感覚は、日本人として、極めて正常な霊性感覚であろう。 霊的観点から見た場合、「北方からの脅威と侵攻」の可能性が大きく、「北」とは、日本列島から観(み)て、北方に位置する軍事大国のロシア連邦かも知れないし、中国かも知れない。あるいは日本に非常に近い、朝鮮半島の北朝鮮と韓国との連合軍である高麗連邦軍かも知れない。 現在こうした国では、日露戦争以来の怨(うら)みや、朝鮮半島の植民地支配や日中戦争の遺恨から、反日感情が非常に強い国である。霊的な語源から考えれば、「大蛇(おろち)」の語源が見られる事から、大蛇が支配する地域からの侵攻である事が分かり、北からの侵攻に合わせて、四方八方から、外国軍が雪崩(なだ)れ込む可能性も少なくない。 こうした状態に至れば、日本は無政府状態になり、侵略した外国軍による領土分割は免れないであろう。 日本は、こうした脅威を一度、先の大戦で経験している。 これは七百年以上の日蓮聖人の記した『立正安国論』(日蓮の著書で、文応元年(1260年)に成る。執権北条時頼に送って治世の要道を説き、当時頻発した天変地異は浄土宗などの邪法の弘通(ぐずう)によるとし、法華の正法を弘めるべき事を論旨とする)にも記載されている。 「国土が乱れん時は、まず鬼神(きしん)乱る。鬼神乱るるがゆえに万民も乱る。賊(ぞく)来って国を脅(おびや)かし、百姓(ひゃくせい/一般の人民を差すが、人民だけではなく、牛馬までが踊狂うの意味にも取れる)亡喪(もうそう/嘆き滅びること。あるいは亡国)し、臣・君・太子・王子・百官、ともに是非を生ぜん、天地怪異(けい/あやしく、ふしぎな現象)し、二十八宿(黄道に沿って、天球を二十八に区分し、星宿(星座の意)の所在を明瞭にしたもの。蒼竜(東)・玄武(北)・白虎(西)・朱雀(南)の四宮に分け、更に各宮を七分した。東は角(すぼし)・亢(あみぼし)・とも・房(そい)・心(なかご)・尾(あしたれ)・箕(み)、北は斗(ひきつ)・牛(いなみ)・女(うるき)・虚(とみて)・危(うみやめ)・室(はつい)・壁(なまめ)、西は奎(とかき)・婁(たたら)・胃(えきえ)・昴(すばる)・畢(あめふり)・觜(とろき)・参(からすき)、南はちちり・鬼(たまほめ)・柳(ぬりこ)・星(ほとほり)・張(ちりこ)・翼(たすき)・軫(みつかけ))、星道、日月(ひつき)、時を失い、度を失い、多くの賊の起ることあらん」 日蓮聖人は屡々(しばしば)「鬼」を用い、これは現代風に言えば、「情報」と置き換えられる。したがって鬼神とは、「情報」である。日蓮聖人が第二次世界大戦を予言した時は、その予言の中で、「四方の賊、来って国を侵す」とあり、「火賊」「水賊」「風賊」「鬼賊」の四つを上げ、これは陸上戦、海上戦、空中戦、情報戦の四つを指している。こうした近代戦をもって、四方から敵が攻めてくるという事を予言したのである。 この予言に照らし合わせると、東と南からはアメリカとイギリスが、西からは中国が、北からはソビエトが各々に攻め入り、そして「百姓(ひゃくせい)荒乱(こうらん)す」と付け加えた。 再び「鬼神」に戻って説明を補足しよう。 第二次世界大戦の予言で使われた「鬼賊」は情報戦であるから、この「鬼神」とは、諜報活動、あるいは諜報組織(今日で言うCIA(Central Intelligence Agency)や米陸軍敵対情報部隊CIC等であり、当時は戦略情報局OSSあるいは情報調整局COIといわれた)であり、アメリカ合衆国の国策遂行の為に、情報収集や対外工作を行う機関であり、第二次世界大戦当時のOSSは日本に対し、非合法活動も行っているとされた。この非合法活動の中には、社会工作や思想工作、世情工作等があり、あるいは核をも含む破壊工作を目的としていた。広島・長崎の原爆投下は、これを雄弁に物語っている。 戦前のCIAの前身であるOSSが、上海で「児玉機関」にアヘンを与えて、日本の国家機密を探り、児玉機関を操ったように、現在はCIAが国際支配層の代理人となって、資本主義諸国に工作員を送り込み、政治、経済、金融、また政府要人のテロに見せ掛けた暗殺等を行っている。 世界の歴史は近代に至って、特に十七世紀後半からの近代史は、ある一定の意図をもった穏微な集団によって動かされて来た。彼等の巧妙な組織活動は、政治中枢の深部にまで入り込み、緻密(ちみつ)な計算で工作活動が展開された。彼等の動きは、外部に殆ど悟られる事なく、冷徹に遂行され、そして目的を果たした。 近代史は少なくとも、こうした穏微な集団によって作られて来た可能性が大きいのである。また、今からこうした活動は続くであろう。 常に、小の虫を殺して、大の虫を生かす概念が工作活動の中心になっている為、個人の人権や人格は無視され、「十把一絡げ」の大量破壊が行われるであろう。 日蓮聖人の予言からすると、第一番目には「鬼神が乱れる」とあるので、情報が錯綜(さくそう)し、次に「万民が乱れる」とあるから、人民が混乱する事が暗示されよう。そして「国土が乱れる」という順になっている。 ここには、盛んに「乱れる」と云う言葉が三回も使われているので、これは「鬼神」「万民」「国土」と言う順になっている。では、乱れない時の「鬼神は……?」「万民は……?」「国土は……?」と、再び反芻(はんすう)する疑問が残る。そして再び、「鬼神が乱れる」とは、どういう意味かが問題になってくる。 諺(ことわざ)に、「断じて行えば、鬼神も之(これ)を避(さ)く」とある。決心して断行すれば、何ものも、それを妨げはしないという意味だ。 ここで用いられている鬼神は、荒々しく恐ろしい「おにがみ」の事である。 また「おにがみ」とは、死者の霊魂と天地の神霊であり、他にも丹波国大江山の酒呑童子(しゅてんどうじ)の言に「鬼神に横道(おうどう/正しい道にはずれたこと)なし」等とも言われる語がある。つまりこれは、鬼神は邪道に趨(はし)ったり、邪(よこしま)な行いをしないと言う事を顕わしている。しかし、この「鬼神が乱れる」のであるから、相当な緊急事態と言わなければならない。 情報が鬼神の権化(ごんげ)であるとするならば、それが「乱れる」のであるから、神界から霊界までを揺すぶる大異変が起ると言う暗示である。この大異変は、人々に大混乱を巻き起こすばかりでなく、大自然の根本までもを揺るがす、巨大なもので、社会秩序や、摂理の拮抗(きっこう)を喪失させてしまうほどの大きなものであろう。 では巨大な、「大自然の根本までもを揺るがすもの」とはなにか?! 恐らく、これから起ると暗示されている大地震であり、大地震による大津波であり、また異常気象から発生する大型台風であろう。一昨年より、日本に接近したり、上陸する台風は、少なくとも十年前の台風とは構造も規模も根本的に異なり、暴風域の大きさも違って来ている。こうした天変地異に合わせて、「鬼神が乱れる」のである。 現代社会の構造は、その中枢に情報通信網が据えられている。総(すべ)ての社会機構が情報により動かされ、コントロールされ、管理されている。その情報網の側面には、何等かの情報戦によって、故意に破壊されたらどうなるか、という現代ならではの盲点が横たわっている。 パソコンネットワークは、猛烈な勢いで大衆化が行われ、世界の人類は、その体制下の制御に枠の中に収まろうとしている。 個人レベルでは、光熱照明水道や調理器の制御、室内温度調節、防犯設備や監視、自動車誘導管理、電話管理、パソコン通信、また市民生活レベルでは水道管理、国民総背番号制の人間管理、国家や企業組織レベルでは食糧管理、道路網管理、鉄道管理、航空機官制管理、原子力発電所管理、金融管理、株式管理などであり、これらは一極集中型で運営される社会構造になっている。 日蓮聖人が予言した大混乱が起るとするならば、当然、その後に何が起こるか、歴史を見れば一目瞭然ではないか。 第二次大戦も、「鬼神が乱れる」ことから起った経緯(いきさつ)を考えれば、大混乱(昭和初期から太平洋戦争突入まで期間)が過ぎ去り、大不況の後遺症から、大戦争が派生しているのである。 人間が、世の中に仕組みを構成して居る以上、それは頭脳が甚(はなは)だ不完全であるように、その仕組みも、不完全であると言わねばならない。そして、「鬼神が乱れる」と指摘して居る以上、通信情報網も不完全であり、まだ誰も気付かない落とし穴が横たわっており、この延長上に、今日の世界経済や政治動向がある事を忘れてはならない。 その上、今日の通信網を形成している個の単位の端末機(PC)は、ノイマン型コンピュータ(John von Neumann/第二次世界大戦中、コンピュータシステムの原形を考え出し、純粋数学のほか理論物理学・数理経済学、特に計算機科学において第一級の仕事をしたハンガリー生れのユダヤ系アメリカ人で、またメリカの数学者でもある)であり、ここにも大きな問題が隠れ潜んでいる。このPCで、その特徴とするところは、ソフトウェアをメモリーに格納するプログラム内蔵方式と、プログラムから命令を順次読み出して実行する逐次制御方式なるところが特長であり、また盲点なのだ。 その理由は、ノイマン型コンピュータでは、「ウイルスの侵入を防ぐ事ができない」と言う事なのである。 数学者ノイマンの考え出したPCは、コンピュータ本体のハードウェアに、種々のソフトウェアを組み入れる事で、目的に適合した機能が発揮させるように考案され、それが世界初の原形になったのである。しかし、致命的な欠陥は、ウイルスの侵入を防ぐ事ができないことである。というより、ウイルスはノイマンがコンピュータを発明した時点で、「破壊因子」として、既にコンピュータに「設定した」と言うべきであろう。 とすれば、結果は自ずから見えて来るではないか。日蓮聖人の云った、「鬼神が乱れる」という近未来が見えて来るではないか。 世界中に張り巡らされた大規模なPCネットワークは、国境を超え、無関係に、どこでも「心無い破壊者」によって、一瞬に破壊する事が出来るのだ。つまり、一国の安全保障とは、軍事やエネルギーだけではなく、意外な「現代の申し児」のコンピュータが大きく関わったいたのである。 この工作手順を追って行くと、日本の破壊工作は、まずその序曲は軍事力ではなく、ただの一回の大規模な影響を与え事のできるPCウイルスを侵入させるだけで、一瞬にして、日本は大混乱に巻き込まれるのである。その後に、強力な軍隊を四方から侵攻させれば、脳死した植物人間を扱うより簡単に、日本そのものを易々と占領出来るではないか。 そして日本の盲点は他にもある。それは核攻撃に弱い事だ。 日本列島と言うこの国の地形は、四方が海に囲まれ、素人目に見れば、海と言う要塞(ようさい)に囲まれて、守り易いように思えるが、東京や大阪等の大都会を見てみると、核攻撃に対し、非常に脆弱(ぜいじゃく)な地形をしている事が分かる。また軍事上では、南北に長い縦長の日本列島は、防衛上、非常に守り難い事だ。 その上、東西南北が四方の的に囲まれた場合、包囲された中央の日本人の中にも、進歩的文化人や国際ユダヤ金融勢力等の、裡側から滅ぼす側に廻る代理人や、こうした代理人を操る敵の工作員が紛れ込んでいるとしたら、日本と言う国は、意図も簡単に壊滅状態になるであろう。 霊的に、日本崩壊のプログラムを予見すれば、ます「鬼神が乱れる」ことだ。 次に、「北からの侵攻」があろう。更に天変地異を思わせる大地震や火山噴火であり、この大異変は生き残った日本人を、死に急ぎに駆り立てるかも知れない。まさに阿鼻叫喚(あびきょうかん)の地獄絵が現世に展開されるのである。 今日の世情不安は、こうした近未来の出来事を暗示しており、また政府筋が、有事立法なる法律を掲げて、有事に備える体制も、もしかしたら、これ等を予見しての事であるかも知れない。 東西冷戦が終結した今日の世界は、決して「蜜月(みつげつ)の時代」を迎えたのではない。 世界動向には「裏」がある事を知らねばならない。必ず意図がある事を知らねばならない。 表面の緩和は、水面下が緊張状態にある事を顕わしている。水面下の緊張状態の本質を知らない限り、今後の世界動向は、決して分かるものではない。 国際政治学なる学問が、一部の政治学者の間で持て囃(はや)されているが、人知で築き上げられたこうした表皮的な学問では、その深層部が見抜けないのだ。これを正しく見抜く為には、霊的世界に及ぶまでの深い智慧(ちえ)が必要なのである。神霊界の実在を知らねばならないのである。 日本のみが世界の中の安全圏に居て、自分の身だけの繁栄を追い求め、自分の身の幸福を享受しようとすれば、世界中から反感を買われるのは必定である。今日の反日感情は、こうした日本人の独り占めに集中するのである。 しかし、これに真摯(しんし)に受け止め、耳を傾ける者は少ない。「何を馬鹿な事を……」という、一蹴(いっしゅう)する感想を抱くのが、多くの日本人の偽わざる姿だろう。しかし、既に世情不安や新左翼の不穏な動き、目を覆いたくなるような残忍な殺人事件は、日本中の至る所で派生しているではないか。これが悲惨極まる、地獄絵の出現になるとも限らないのだ。 まず、基本的には食を乱さず、食に対して慎(つつし)み深くなる事だ。霊性を養う事だ。 あなたは、雑木林の片隅から、山羊(やぎ)が顔を覗かせると言う光景を見た事があるだろうか。かつては日本にも、こうした長閑(のどか)な風景が至る処にあった。あなたはこのような風景を、まだ物質文明の汚染されていない寒村の未開な風景と検(か)るか、この風景が経済性のない未熟な原始的な姿と検るか、あるいは人畜と自然が一体となった素晴らしい有機的共同体と検るかであろうが、あなたは、このいずれだろうか。 ただ、明言出来る事は、動物達が快適な生活環境は、また人間にとっても理想境であった筈だ。 |