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●中産階級がラットレースに嵌るメカニズム まず、マイホーム主義的思考の人が、一番先に、こういした罠(わな)に嵌(はま)り易いタイプの階級層と言えましょう。 最初、金銭的には何も不自由してなく、順調に大学あるいは専門学校を卒業し、会社に勤めたとします。就職して二、三年も経つと、仕事に段々慣れて来て、お金にも余裕が出来はじめ、貯金も少しずつ溜まり始めます。 更に、就職後五年もすれば、預金額も二、三百万と独身貴族時代がやって来て、海外旅行をしたり、あるいは預金の一部を頭金にして、マイカーを購入したり、その他の便利な電化製品も買い揃(そろ)えていきます。 この時点では男性も女性も、ほぼ同じラインに並びます。 ところが、ここからが変化が起こり始めます。最初は狭いアパート等に住んでいて、いつの間にか知り合った異性と恋愛関係に入ります。そして同棲後、結婚へと至ります。結婚すれば、今まで住んでいたアパートは狭くなり、ここで広いマンションへと引っ越しを始めます。 二人は一つの場所で住むのですから、一人で暮らすよりは諸経費の出費も割安になることに気付きます。安くなった分だけ、貯金に回せて、最初はこうした共働きが功を奏したように映ります。 若い夫婦は、次に子供を生む事を考えます。妻は子供を生む為の準備をして仕事を辞め、専業主婦として家庭に墜ち着きます。日本では、こうした結婚と結婚後の人生設計が一番多い形のようです。 やがて最初の子供が生まれます。更に、一人っ子では寂しいと言うわけで、二人目を生む計画を立てます。そして無事二人目が生まれ、これから親子四人の生活が始まります。 子供も段々大きくなり、新婚当時引っ越したマンションでは手狭になり、思い切って今まで溜め込んだ貯金を頭金にしてマイホームを建てることを決意します。そのマイホームの支払い年数は30年程度であり、夫の定年の頃に、やっとその払いが終わるという形です。家が完成し、引っ越しが行なわれ、引っ越し後の生活は、最初はマイホームを持ったことから非常に楽しいものです。しかしここにも、既に罠(わな)が仕掛けられているのです。不動産取得税と、毎年ごとに払う固定資産税です。 そして家族構造は、現代の日本では、どうしてもマイホーム構造の家庭が出来上がってしまいます。 夫は家族の為に、残業を苦にせず働きます。やがてマイホーム構造の欠陥が浮上して来るようになります。 いつの頃からか、夫はこんなはずではなかったと言う、「夫の座」がないことに気付きます。夫は早朝の満員電車に揺られ、遅くまで働き、たまには憂さ晴らしに、同僚や上司との飲食に付き合い、そして夜遅く帰って来ます。 家庭に帰ると、夫は自分の座がないことに気付かされます。確かに「座」はあるのですが、それが余りにも小さな事に気付くのです。仕方なく、小さな座に坐(すわ)らされ、僅かな飲食がそこで振る舞われます。 一方妻は、大きな座を持ち始めます。家庭の行政及び子供の教育に至るまで、一手に引き受けるようになり、特に受験勉強に関しては、我が夫より一ランクも二ランクも上の一流大学へと進路が定められます。こうした進路設定も、妻の独断で決定され、万一起こるであろう病気や、栄養状態をよくする為の現代栄養学の最新知識までが妻の手に委ねられます。更には、蓄財方法や老後の余生の人生設計まで、妻の手で事が運ばれ、夫は、ただこれを周囲から優しく見守ると言うのが夫の課せられた以降の役割となります。 ここにマイホーム構造を持った家庭構造の「妻主夫従」の倒錯した、家長不在の家庭が出来上がります。 さてこうして、結婚から子供の出産、マイホームの購入、それに伴う不動産取得税と、毎年ごとに払う固定資産税、当然収入も上がり、支出も増え、同時に所得税も上がります。また、マイホームを手に入れたことで、新居に合わせて、車庫に納まる少し大きめのファミリーカーを購入し、家具や電化製品も買い揃えます。 こうして子供も大きくなり、教育費の支出も次第に大きくなって行きます。しかし、住宅ローンや車のローンで負債を抱え込み、知らぬ間に、ラットレースの罠に嵌ったことに自覚症状はありません。 夫は家族を抱えて、懸命に働かねばなりません。収入が増えれば税金も高くなり、日本の累進課税制度は、こうしたマイホーム型家庭構造を直撃します。 更にこうした現状に、今までクレジットカードで買った、様々なローン請求が追い打ちをかけます。そしてこの夫婦は、自分達の消費癖が収入を増やしている必然性に全く気付かないまま、ジリジリと金詰まり現象に陥って行くのです。そして最も大きな罪状は、マイホームや自家用車等の、ローン支払中の不動産や動産を、自分の資産と思い込んでいることなのです。 こうしたラットレースに与(くみ)しているのは、何も個人ばかりではありません。今日の中小の企業体にも、こうしたラットレースに嵌って、自転車操業をしている経営者も少なくないのです。 ●生涯にかけて実現したいと思う希望は何か 生きる目標がなく、また目標を見失うと「疾病を願望する人間」になってしまいます。人間は願望なくしては、生きられない生物なのです。疾病願望の人に、幾ら薬を投与しても、癒(なお)らない理由は、「生きる目標」(あるいは目的)が明確でない為です。健康であらねばならない理由は、人生に目標を持ち、その目標を達成する為に健康が必要だからです。 しかし、憑衣・憑霊現象に悩まされているガン疾患の人や、精神障害を患っている人は、その心の深層心理に「疾病願望」が横たわっています。人生の目標は明確ではありません。ただ、死にたくないと恐れているのです。 その上、深層の潜在意識の中に「ガンは治らないのでは……」という意識が強くあり、また「ガンは恐ろしいもの……」という恐怖心があれば、これが即「疾病願望」に変わりますし、また精神分裂病などの精神疾患がある人も、「治りたくない」「治っては困る」という願望が働いています。 要するに、生きる目標を本人自身が見つけ、それを自覚し、目標を追求することが、人生最高の健康法なのです。生きる目当てがはっきりしていて、食事への慎みを忘れず、確固たる生き甲斐を持てば、決して病気にはならないのです。 ところが規則正しい生活や厭(いや)で、努力することが厭で、不摂生と不規則と多少の墮落を善(よ)しとする人は、いつの間にか、生活習慣病と心身相関病がしっかり身に付いてしまい、ストレスを感じる体躯に成り下がっています。健康のようで、健康ではない不定愁訴の発生です。 健康はそれ自体が目的ではなく、人生に目標を定め、その目標の奥にある目的に向かって邁進する事が、人生の最大の課題であり、健康とは、目的を達成する為の、単なる手段に過ぎないのです。 したがって「健康」という手段を目的に掲げ、これにあれこれと理屈をつけ、「○○健康法」等を、人生の課題に掲げますと、この人は、忽(たちま)ち病気になってしまいます。 目的を明確にさせて、その成就の為、遣(や)る気を起こせば、人間誰しも健康でなければならないと痛感するのは周知の通りです。目的が明確にされれば、健康は後から蹤(つ)いてくるものであり、逆に目的がふやけてしまえば、健康は逃げてしまいます。 健康とお金の蹤(つ)いてくる原理は全く同じであり、お金を追い掛ければ、お金が逃げてしまうのと同じく、健康も追い掛けて、「○○健康法」等に足を突っ込みますと、この人は忽(たちま)ち病気に絡め取られてしまいます。 「健康である」という事は「目的意識が明確である」ということであり、生きる目的もなく、人生を成就させたいと言う願望がない場合は、単なる穀潰(ごくつぶ)しに成り下がってしまうのです。 私たちは、「○○健康法」等の言葉に、つい騙されてしまいます。こうした類の健康法は、予防医学を前提において、「病気に罹(かか)らない」ことばかりを宣伝し、その論理を説いています。しかし、これは実に偏見に満ちた考えと言わねばなりません。 人間は、病気に罹らないように注意をする生き物ではなく、病気からは逃げられない生き物なのです。その証拠に、「死」という最終段階が待ち構えています。事実、人間は生まれ落ちた時から、生・老・病・死という四期を踏んで、最終的には「死」に至るのです。もし、「病」という現象が起らなかったら、四期もないはずで、四期がなければ、死すらないことになります。 この世に、肉体を持った人間で、死なずに済むと言う人間など一人もいません。最後は、如何なる偉人も、「死」で決着を着けるのです。 「死がある」ということは、「病気もある」ということなのです。したがって、私たちは「病気に罹からないように注意する」と言うのではなく、「病気に罹っても直ぐ治る」という体質を身に付けておかねばならないのです。 繰り返しますが、病気に罹らない体力造りではありません。「病気に罹っても直ぐ治る」という体質造りなのです。ここのところを考え違いしますと、ついには大変な不幸を背負い込んでしまうことになります。 癌患者で、余命三ヵ月等と宣告されても、人生の生きる目標が明確である場合、こうした憑衣・憑霊現象は、即座に消滅してしまいます。 現代医学では、ガンは自然治癒力は働かないとしていますが、自然治癒力で治ってしまって、ガンの跡形が消えてしまったと言う人は、随分と沢山居ます。 一方、世界的にもガンの権威で、ガンの罹からないように、日頃から警戒していた医者が、ガンで呆気(あっけ)無く死んでしまったと言う話もあります。 所詮、予防医学ではこの程度の事であり、病気に罹らない体力造りに努めるのではなく、病気に罹っても、直ぐに治る体質を身に付ける事が大切なのです。 まず、憑衣・憑霊現象として顕(あら)われる疾患に、肩凝り、胃下垂、乳腺腫(一般には乳癌として知られる。乳房が下に引っ張られて刺戟になる)、腰部疾患(一般に言うギックリ腰で、椎間板ヘルニア)、座骨神経痛、リュウマチ、流産、便秘、痔疾患、関節炎等が上げられ、比較的軽い症状として、非実在界における現象人間に起こり易い病気です。 要するに、内外からのストレスや精神的疲労(人間は神経をすり減らすと、毒素を溜め込む事になり、これが正しい想念波動を狂わす)が重なって、血液を汚染し、その上、食べ物への慎みを忘れた結果、細胞を変質させ、ガン免疫力を喪失させた事が憑衣・憑霊の侵入させてしまった病因と言えるのです。 しかしこうした状態が、更に体細胞の一番弱い箇所を蝕み始めますと、ガン・ノイローゼに発展し、「○○ガン」等の病名がついたガン疾患へと進行します。 ここで一つ実際に合った、面白い挿話(エピソード)をお聞かせしましょう。 ある女性が末期の子宮癌を患って、大手術を受ける事になりました。手術は大掛かりで、医師団の間では難航される事が予想され、その成功率も低いと考えられていました。 彼女には、数年来思い続けた初恋の男性がいました。そして、せめて手術が失敗しても、その男性にひと目逢って死ぬのであれば、それで本望だと言う肚(はら)を括(くく)りました。彼女にはこれで、もう何も思い残すものはありませんでした。 手術を開始する数日前、彼女はその憧(あこが)れの男性の所に向かいました。そして逢った途端に驚いた事は、その夢にまで見たその男性が、頭の禿(は)げたオッサンで、老人臭い身装りをしていたのに驚いてしまったのです。 彼女はその途端に、長年暖めて来た夢が破れ、自分の今迄のバカさ加減に苦笑し、「何だ、こんな人だったのか」と思った途端にガンが解け始め、その日を起点に見る見る中(うち)に体調が良くなり、ガンが治ってしまったのです。 どんなに美しい女性も、あるいはどんな美貌の男性でも、アラを探すように冷徹な目でじっくり観察すれば、あらゆる所が欠点だらけですし、多くの欠陥箇所も見つかるはずです。しかし美女は、それなりに、若いうちは美しいところがあります。 そうした「美意識」は、醜美を見る人の心の投影によって映し出されるものであり、心次第で、美しくもなり、醜くもなるのです。 こうした非実在界の現象人間を観察しますと、ここに生きる生物は心の想念波動で、ものを醜くしたり、あるいは美しくしたり、病気になったり、健康を取り戻したりと、心の変化でこうした非実在の現象を経験していると言う事になります。 生きる目標もなく、ただ漫然(まんぜん)とその日暮らしを送り、一日一日を無駄に潰している人は、「人間らしさ」から見れば、既に死んでいるのと同じです。 今あなたは、何か現実して見たいと思う願望を持っていますか。 もし、そうしたものを持ちながら、病気であると言う現実に直面していたら、あなたは果たして、真剣に人生を生きる努力をしているのでしょうか。人生を真剣に生きる人に病気等は存在しません。 人生の目標を達成する為には、まず健康でならねばなりません。健康を維持する為には、食を慎み、乱さず、太陽と共に起き、出来るだけ夜更かしをせずに早寝しなければなりません。 こうして健康に心掛ける事で、規則正しい生活をするようになり、健康維持の為に正しい体力造りにも精を出すはずです。生きる目標が明確になれば、健康管理と人格形成が行なわれ、自己変革は他人に期待するのでなく、自分自ら進んで行えるようになります。 これ迄の、暗い固定観念と先入観を取り除いてこそ、真の健康造りができるのであって、「○○健康法」の中にはないのです。悪い癖を一つ一つ直していく中に人格形成があり、その人格形成の中に、自他一体と言う「われ善し、他人(ひと)善し」の愛の想念を基盤とする《行い》があり、これを心から実行した時、既にあなたは、人生を全うする「健康な人」と言えるのです。 ●幸福というものは準備を怠らない人に訪れる 人間を含む生物界では、高等動物に限って、性別が明確であっても、性ホルモン(男性ホルモン、女性ホルモン)は一般に考えられている程、男性、女生と各々がハッキリと区別されたものではありません。下等動物の中には、両性を兼ね備えているか、あるいは雌雄の数の変動において、拮抗(きっこう)を調整する必要から、性転換をするタイプの生き物が見られます。 これと同じように、人間も心の影響を受け、内分泌ホルモンに強く働きかけて、これまでの性質を一新させることがあります。若い女性に限り、冒険的な長旅等をして、生理日が狂うのはその例ですが、他にも仕事マニアのように活動し過ぎる人は、妄想が強くなってパラノイア(偏執狂)等になりますし、感情の激しい人や激怒する人は活動ホルモン(甲状腺ホルモン)が過剰に分泌されて異常が起こり、バセドー氏病(甲状腺の機能亢進(こうしん)によって起る疾患)なったり、あるいは副腎髄質が刺戟され過ぎて、アドレナリンの過剰分泌となって高血圧やコレステロール血症等を引き起こします。 あるいは引っ込み思案で内に籠(こも)る性格の人や、ビクビクして、何かにも不安を抱く人は、副腎の皮質から分泌されるステロイド・ホルモンの分泌が減少しますから自然治癒力が失われ、一度、病気等をすれば、中々治らないと言う実情があります。 更には、長時間続いたストレスや極度のショックは、脳下垂体のホルモン異常を発生させますから、膵臓(すいぞう/膵液を分泌し、膵管によってこれを十二指腸に移送し、更に内分泌腺としての機能を持ち、その中にあるランゲルハンス島からインシュリンとグルカゴンとを分泌して血糖の量を調節する働きを持つ)のβ細胞ホルモンのバランスを崩し、インシュリンの欠乏が起こって糖尿病を引き起こすことが知られています。 また、インシュリンの欠乏ならびに作用阻害は、糖・蛋白・脂質の代謝異常を伴い、口渇・多飲・多尿を呈し、網膜症・腎症・動脈硬化を併発しやすい状態になります。 このように人の心と言うものは、ホルモンに強く作用して、人体機能を狂わせますから、心の在(あ)り方次第で、既に、予定された結果が顕(あら)われる仕組みになっているのです。 これは病人が、病人らしく不健康を装えば装う程、その病気は重くなり、逆に喩(たと)え病気に罹(かか)っていても健康人のように、毅然(きぜん)と振る舞えば、やがては病気すら克服してしまうのです。 今日の病気の根源は、前頭葉未発達に起因します。それは幼児の学習期に、家庭で正しい教育や躾を受けられずに、過保護で甘やかされて育った子供に、種々の病気の病因が見られ、爬虫類脳と哺乳類脳を各々コントロール出来ないことから起こっているのです。 また、こうした子供が親になった今日の現代社会において、人間の親は、動物と違って子供の養育が大変ですから、子供が生まれた時から、かつての少年少女時代の厳しくトレーニングされなかった幼年期の古い習慣を改めて、「父親らしさ」や「母親らしさ」を演ずる為のトレーニングを充分に果たさないと、やがてはその義務を怠ったツケが廻って来て、子供の非行に悩まされることになります。 その為には、まず、「父親らしさ」や「母親らしさ」を演ずる為のトレーニングを積み重ねなければなりません。 しかし、こうした「準備」の重要性について、ハッキリと理解している有識者は少ないようです。更に、現代の親は怠慢であるばかりでなく、大人の多くは欲望に対して歯止めが利きませんから、欲望に向かって爆走する人が少なくなく、現代は、大人も子供の欲望に向かって突き進んでいる時代とも言えます。 自分だけの幸せを願い、自分だけのエゴイズムと引き換えに、悪しき個人主義を謳歌しています。 そして心の裡側(うちがわ)では、次々と欲しいものを手に入れ、段々、身の程知らずになって、心は欲求不満で波立っていると言う状態をつくっています。 現代人の心は、常に満たされることがなく、刺戟(しげき)を鎮(しず)める術(すべ)を知りません。欲求を捨てれば心は鎮(しず)まるのですが、人間は業(ごう)に生きている為、欲求を捨て切ることが出来ず、さりとて、捨てることの苦しみに耐えられず、こうした派生した現象をそのままにしておいて、他の解決法を探し求めるのです。こうした解決法が占いであったり、祈祷であったり、神頼みであったりしているのです。 心の中は「今を何とかして、○○になりたい」といった来たい願望であり、この○○が健康であったり、幸せになりたいであったり、金持ちになりたい、であったりしているのです。 しかしこうした考えに、そもそもの間違いがあるのです。 煩悩(ぼんのう)から起こる「欲求」という妄念を沸き立たせておいて、その刺戟(しげき)を鎮める準備を完了できずに、どうして「○○になりたい」という願望が達成出来るのでしょうか。 健康への恢復(かいふく)も、心の波立ちが鎮まり、生体リズムが正しく整った状態に限り、その恢復への準備は整うのであって、願望だけではどうしようもありません。心身が健康に大して準備が整って、はじめて症状もおさまり、病気のマイナス・エネルギーは沈静化していくのです。 金持ちになる事でも、しっかりと《貸借対照表》や《損益計算書》を勉強(古今東西を振り返ってみて、《貸借対照表》や《損益計算書》をしっかっりと把握し、「資産の部」と「負債の部」をはっきり区別できなかった人が、富豪になった例は一つもない)し、人に愛され、人気が出てくれば、金持ちへの準備は出来たと言えますし、幸せを求めるのだって、人柄や日頃の心がけの結果として派生するものであり、不安や心配で心が満たされている状態では、それは到底叶うはずがないのです。 今の心境を表して、もし、心の中に不安があり、心配があり、悩み事があって、それで充満しているのなら、それは病気と不幸への準備が整っていると言うことになるのです。そしてそれを意識した直後から、やがてはあなたを悲しみと苦しみの、一色に染める辛い日々が永遠に連続するはずです。 果たしてあなたは、今どちらの準備を完了しているのでしょうか。 ●《癒しの杜の会》のメール相談室 |
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