尚道館の歴史 7
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平成17年(2005)1月23日……「鏡開き」ならびに呉東善正師範の「伝授式」が行われた。
韓国合氣道連盟九段の呉東善先生が四度目の来日を果たし、西郷派大東流合気武術の正師範となり、曽川宗家より正師範免許状と六段位、それに六段を顕(あら)わす、西郷派大東流合気武術の格調高い紅白帯が贈られた。 また韓国総支部長に任命され、SEOUL市に韓国地区本部を置くことが許された。 既に、呉先生は、韓国のテコンドーや柔道の、全韓国大学・学生チャンピオンなどの経験を持つ猛者として慣らした十数名の高弟を抱えられ、また高弟達も韓国武術界で活躍中である。 呉先生は、ソウル大学に続くコウリョウ大学出身の高校の国語教諭であり、人格者として知られる高い教養の持ち主でもある。 当日は、伝授式と鏡開きを兼ねた集いであったが、呉先生の伝授式には尚道館の門人も集い、披露の祝いが催され、同先生の今後の韓国での御活躍と御発展を祈念した。 |
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同年1月末……十年ぶりに内弟子来る。
習志野綱武館より内弟子として、尚道館に入門したのは、立石慶太弐段と澤地竜児初段補。 二人は向後二年間に渡り、内弟子として修行に打ち込み、武人としての人格形成や人間としての礼儀作法ならびに品格を養い、道場開設に伴う人脈造りや組織造り、道場経営やその展開の仕方、各ランクごとの稽古の指導方法などを学ぶ。 門人実地指導の場を経験しながら、将来の道場主を目指して、彼等二人は真摯に指導を受ける。 |
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同年3月21日(祝日)……滋賀県立武道館で、関西・近畿講習会講習会が開催される。本講習会を主催したのは「西郷派大東流合気武術・近江の会」(滋賀県大津市に事務局を構える) 東京、千葉、神奈川、名古屋、奈良、岡山、北九州小倉からも受講者が参加した。
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同年7月24日(日)……奈良地区・奈良中央第二体育館 2F小体育室において、『関西・近畿講習会講習会』が開催される。 |
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同年8月……総本部道場「尚道館」に於て、第十六回西郷派大東流合気武術夏季合宿セミナーを開催する。
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同年10月22日(日)……茨城地区講習会が翌日の日曜に懸けて開催される。
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同年12月28日……道場餅搗(もちつ)き。平成16年最後の行事として、餅搗きが行われた。この餅搗きは道場行事として毎年欠かさず行われている。 昨今は、家庭用餅搗器や防腐剤入りの市販餅などが増え、家庭では餅を搗かなくなったが、日本の良き伝統として、尚道館では青少年に餅搗きの伝統を伝える為に、毎年12月下旬、餅搗きが行われる。
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平成18年(2006)1月15日(日)……「鏡開き」が行われる。 |